TOC導入が介護現場にイノベーションを起こす:医療法人社団みつわ会様の実践報告会その①

こんにちは。

たくらみ屋マネージャー、勝矢和美です。

 

病院や介護現場でTOCを導入される施設が増えますように・・・

TOC研修を初めて受けた時からの願いでありました。

 

私は4年前まで、病院売店を経営していて、職場が病院なので、患者さん・ご家族さんのお話だけでなく、看護師さん、ドクター、検査技師さんや薬剤師さん、事務職の方々・・・たくさんの病院に関わる方々のお話も聞いていました。

 

病院関係の方々はどのポジションの方々も、「患者さんにより良い医療を届けたい」その想いで奮闘されています。

 

でも、奮闘されてもされても、次々と発生する諸業務に忙殺され、離職される方も、体を壊されてしまう方もたくさん見てきました。

 

「大好きな職場を離れる切なさ」をずっと見ていたので、「ボトルネックに合わせることでMQを最大化する」TOC理論が病院に入ることで、現場にゆとりができ、職員さんたちが追われることがなくなり、患者さんがより良くなり、家族さんが良くなって行く。

みんなが満足しながらより良い循環が起こって行くようになったら良いなと。

TOCはきっとそのお役に立てると思っています。

 

もともとは製造現場の業務改善・改革のために開発された経営理論ですが、物理学の応用ですので自然科学に則り、どの業種にも通じると信じています。

 

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ですので、去年12月、たくらみ屋・ボス我孫子勝広さんとタクラミスト・鹿子澤睦子さんインストで山形・鶴岡市の医療法人社団みつわ会さんで約300名のスタッフさんのうち、グループ長約50名の方々が2日間のTOC研修を受講された際はとても嬉しく経緯をみていました。

今回は私たちの山形訪問に合わせ、第三回実践報告会を開催して下さり、想像を超えた実践レベルに関心から感動、そして最後の最後はタクラミスト全員、涙が止まらなくなってしまいました。

(私たちに対するおもてなしの心もとても温かいです。)

 

その様子を2回にわけてブログでご紹介します(*^^*)

 

 

●みつわ会さんのMQアップは満足のMであり、マジ・クオリティを上げるのMQである

 

先にも書きましたが、TOC理論は「ボトルネックの有効活用することでMQ(利益)を最大化する。」ことを目的としています。

 

12月の研修の際、インストの我孫子勝広さん、鹿子澤睦子さん2人の間で、非営利団体でMQアップのためのセミナーが受け入れられるのか・・・といった葛藤が生じました。

 

だから研修は「皆さんの会社で、MQアップのメリット・デメリットを教えて下さい。」と問うことから始まりました。

その様子の詳細はこちらのブログをぜひ、ご覧ください。

非営利団体のMQアップのメリット・デメリット

様々な意見が出たのですが、みんなの目指すところは満足のM。

利用者さんの満足であり、ご家族の満足であり、そして自分たちの満足。

そして研修後の感想では「私、この研修を受けて、MQアップは【マジ・クオリティを上げる】だと思います」との声もあがりました。

研修はチップを利用者さんに見立て、「うちの場合はこうだよね・・・。だから詰まってしまうんだよね・・・」

利用者さんの顏をいつも見ていて、その方々に笑顔になってもらえるようにと、もっと快適であって欲しいと願うからこそ、研修も、その後の実践も、そして、約2ケ月毎の実践発表会も、とても素晴らしいのです。

第一回TOC実践発表会

第二回TOC実践発表会

 

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今回はまず、2名の方の実践事例をご紹介します。

1.利用調査票の見直しで入所待機期間が短縮

2.入所部門:食事介助時間の見直しで全介助4名が一部介助へ

 

実践事例1.利用調査票の見直しで入所待機期間が3ケ月から2ケ月に短縮

「投入が全てを制する」

 

介護施設の投入と言えば、入所の窓口である支援相談員の私たちであろうと、相談業務のボトルネックの特定から始められました。

 

その中で見えてきたのが、利用調査票の作成に時間がかかることと、作成したものの、入所に結びつかないケースも多く、その点により、利用調査票の見直しを図られます。

 

見直し前は作成に要する時間、約2時間。

 

2018年4月~2019年2月 全17回の入所検討会で検討107件に対し、入所47件。

入所率45%で57件が入所に結びついていない。

 

作成時間2時間×57件で104時間が無駄になってしまっている。

 

そこで、利用調査票の簡略版を作成、30分で記入できるようになり、検討委員会へ速く回せるようにし、入所が決まった際に詳細事項を追記できる様式に変更。

去年3-5月と今年の3-5月の状況を比べると、検討件数が19→44件、入所人数が3→6名、

申込みから入所までの待機期間が3ケ月から2ケ月に(*^^*)

 

待機期間の短縮は、利用者さんやご家族の方の不安や負担軽減にとても大きな役割を果たしています(*^^*)

 

実践事例2.入所部門:食事介助の見直しで全介助4名が一部介助へ

 

入所施設のボトルネックと特定した箇所は食事介助時間で、TOC取り組み以前、職員さんの数と被介助者さんの数が釣り合っていないため、介助できずにお待たせしてしまい、疲労に繋がり、食欲不振。さらに食事が冷めてしまい、美味しくなくなる・・・

食事時間も長くかかり、全体的な業務の遅れにも繋がっていた。

【業務改善フローテーマ】

利用者さんに温かく、美味しい食事を待つことなく、ゆっくり、全部召し上がっていただく。

・改善内容

一度に離床→一斉に食堂へ誘導を、数人単位の離床、食堂へ誘導。

温かい食事の提供ができるようになり、疲労も軽減。

その結果、4名の全介助の方が一部介助、そして業務時間も40分短縮となりました(*^^*)

 

以降、入浴介助への改善にも取り組まれ、ボトルネックの特定から、早番勤務の方の時間が30~60分短縮。

できた余裕の時間はQOL向上や在宅復帰に向けた取り組みに繋ぎ、継続的改善で利用者さんの笑顔・満足のMQアップをどこまでも追及していきたい(*^^*)

 

利用者さんのQOL向上と笑顔がいっぱい増える、そして、タクラミスト全員、涙の介護イノベーション実践報告会の様子はまだまだ続きます。

次回、ブログを楽しみにしていてください(*’▽’)

 

投稿者プロフィール

Kazumi Katsuya
Kazumi Katsuya
大阪市生まれ。西宮市在住。たくらみ屋マネージャー。秘密結社なのに、広報担当で、笑顔と安心の場創り担当。本業はImanimaru(イマニマル)販促サポーター。美活脳®マイストーリーナビゲーター/夢新聞講師(教育版、BMR版)/株式会社ソフトパワー研究所認定TOCジュニアインストラクター/教育のためのTOC国際認定取得。https://kazumi-katsuya.com/

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