発表しながら全体最適の全体が変わったことに気づく

普通の業務改善ぽっくなってしまっていて・・

介護施設での「TOCの実践発表研修会」の2回目に参加させて頂きました。最初のTOCセミナーも含めるとこれで3回目。
どんどんTOCを実践して行っている所なので、今回も初めから楽しみです。

「だんだん普通の業務改善ぽっくなってしまっていて・・・」
研修が始まる前に担当の方が、そんな心配の言葉をつぶやいていました。
「ボトルネック以外の所の改善は意味がない」
そうセミナーでも言われているので、そんな心配が出てきているんです。

TOCをとりいれてから4ヶ月です。ここの施設の吸収力は凄いです。
実践力が凄いんです。
だからこそ、どんどん改善を実施しているので、
普通の業務改善が心配という言葉になっているのでした。
いわゆる「部分最適」をドンドンやってしまっているのではないかっという心配です。

8チームからの実践発表

さぁ実践発表が始まりました。
多くの施設があり、総勢300人近くのスタッフの所です。
発表会には、そのリーダー達50人弱のメンバーで行っています。
それが部分最適なのか、ボトルネックにあたっているのか、
正解は定かではないのですが、発表は確実に「ボトルネック」を改善・管理していくんだという意識は高いです。
ボトルネックは、よくわかっていない所は、まずは環境整備からの改善です。

改善出来ている所をざっと洗い出してみると、
・食事をまとまっての全介助から一部介助に変更。温かい食事が提供できるようになった喜びの声。その後の口腔ケアへの取り組みの改善
・入浴誘導がボトルネック。改善を図り、早番勤務時間30分から60分ほど短縮。その空いた時間を利用して利用者のQOL向上にあてている。
・その日の状況にあった誘導順番・時間を有効活用する。それによって、利用者との介護時間は長くなっているが、休憩時間に早く入れるようになった。
・入浴介助法はそのままで、一人一人に合わせた介助方法を共有するためにリスト作り
・自立・一部介助・全介助利用者様と誘導する場所を介助別にする事で、着脱介助職員の負担軽減。それによって入浴職員が早く現場に戻れるようになったので、待機職員が多くなり、今まで行うことができなかった新たな自立支援の取り組みが可能になった。
・午前中に入浴時間を確保する時間の改善を図ったら、午後に多くのバッファができ、家事活動・レクレーション・不測自体の対応・職員の休みや早退に対応できるようになった。

これはほんの一部です。まだまだ多くの改善があります。
「ボトルネックを確定」「投資をせず有効利用」これでほぼボトルネック解消。そして「新たなボトルネックの確定」
この動きがすごく速い。
時間への意識・流れの意識・環境整備をすることの大事
これをすることで、ドンドン改善して行っているんです。

投入が全てを制するの大改善

さて、この施設全体の最初の入口の事務室の発表です。
前回、「投入が全てを制する」とパワポで発表して、
事務の女性の「私の所が全てを制する!!」と言っていた発表。

「利用調査票の見直し」これがボトルネックだと確定して行った改善。

今まで最初の段階で多くの項目があったのを、極力必要最低限に絞った。これだけです。これだけの改善。
そうしたら・・・
検討数が11件から30件に増加。検討平均36人が60人に増加。申し込みまでのリードタイムが90日が58日に短縮。
大きな改善があったのです。

思わず私も周りの人と目が合うほどの驚き。
担当の方とも、笑いながら発表を聞いていました。

サイコロゲームで言う第一行程のボトルネックが改善されていました。

あれ?全体最適の全体がちがっているんじゃない?

その発表があり、質問のやりとりの中で、
「自分たちの所で全体最適をしてきましたが、これだと、この人数増加で、後行程に新たなボトルネックが生まれる??」
「全体最適の全体がグループ全体として捉える必要ありだね」

そうなんです。グループ会社全体を全体として捉えると、かならず大きなボトルネック移動になるんですね。
「施設間での密なる連絡」や「投入段階を下部施設でも導入?」など 本丸の所も見え隠れしてきました。

利用者の笑顔のために、全員が心を一つにしている。

ボトルネック改善→余裕→手持ちぶさた→どうしよう・・・
よくあるボトルネック改善に見られる風景。

ここでも同じような悩み。
でも、ここでの発表は、そのどうしようが

空いた時間は「利用者の笑顔のために」を常に考えているのです。

こんなことが出来るようになる。

介護の現場に TOC  とてもありです。

 

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投稿者プロフィール

Katsuhiro Wabiko
Katsuhiro Wabiko
山形県鶴岡市生まれ。北海道教育大学卒。合資会社そふと代表。ワビタン代表。「祝い似顔絵」の似顔絵サイトを複数運営。農業TOC、農業コンサル、夢寸劇、HP制作、WEBコンサル、PPCコンサルの「ワビタン」運営。PPC広告と分析を専門に行う。「ヤマガタwebビジネス研究会」会長。ネットショップセミナー開催。思考プロセス、集客戦略プロセスを考えるのが趣味。

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