たくらみ屋の企み blog

たくらみ屋 ブログ ダダ漏れ秘密結社

わかるは後、試すが先。

多様性があり変化が早くなっている時代。私達のようにビジネスを営む者は、時代にしっかり付いていこうとして必死に学びます。

しかし、学べば学ぶほど時代に取り残されている感覚が増してくることはないでしょうか?

それは学び、わかり、理解することを目指せば目指すほど、実はスピードが遅くなるからなのです。

 

「変わらなきゃ!」って考えすぎ?!

たくらみ屋のセミナーは「学び合い」「文殊の知恵の出し合い」が起こることを重視します。

先日も経営ゲームを使って「皆さんでこの業績の悪い会社を3ヶ月で立て直す方法を考えてみましょう! 立て直しの成功基準はこれです。やり方はどんなことをやってもいいです。時間は15分です!」って場面を創りました。

これは米澤晋也の指示ゼロ経営のノウハウを取り入れています。

・皆が達成したいゴールがある
・出来栄えが自分たちで評価できる
・制限時間がある

この3つを取り入れてセミナーで指示ゼロ会社が体験できるように場作りするのです。

するとある卓が「変化しなきゃ! 変わらなきゃ!」と議論が沸騰していました。

「ここをこう変えよう!」
「これもこうしないとね!」
「これはこうなったら変えよう!」

そうだ!変わらなきゃ!っていうことでみんな一生懸命考えます。

制限時間が過ぎても、過ぎてますよ!って言っても、まだみんな熱心に考え続けます。

結果は。。。散々な成績でした。「これは、会社が倒産しましたね。。。」

 

考えすぎない方がうまく行った?!

一方、こんな卓がありました。

「これやってみたら面白そうよね。」「あー、面白そう!」「15分もあるからテストしようよ。」

ってどんどん試している卓がありました。

「あ、これダメだダメだ。」「あ、これうまく行きそう。」

なるほどなるほど、ただ頭で考えるのではなく手も足も動かす! 何やってもいいって言ってるからね😊

結果は。。。そのTOCゲームでは「王道」と言われる方法をやってしまって、見事にいい会社を実現してしまったのです。

TOCはエリヤフ・ゴールドラット博士が何年もかけて構築した理論。それをたったの15分で?!

2つの卓の結果の違いに本当に驚きました。

 

東大生は何故女子高生に負けたのか?

似た場面を見たことがあります。NHKのすイエんサーという番組で、女子高生3人と東大生3人が「知力対決」をした時のことです。

A4用紙15枚を使って50cmの『橋』を作り、机の端と端に渡す。そのペーパーブリッジが何キロの重さに耐えるかの対決。道具はスティックのりとはさみだけ、制限時間5時間。

東大生が圧倒的に有利かと思われましたが。。。結果、東大生の記録は5kg。女子高生の記録は18kg。女子高生の圧勝!

すイエんサーガールズはこの後も有名大学生にどんどん知力勝負で勝っていき、大きな話題になりました。

テレビを見ていると。。。圧倒的に女子高生は「試す」「やってみる」回数が多い。

東大生は理論を考えたり、図面を書いたりしていますが、女子高生はまず作ってやってみる。ダメなら直す。それを繰り返す。うまくいったものを積み重ねる。

これは知識や知恵を超える「知力」と言われています。番組のプロデューサーは

「わからなさと愚直に向き合い、わからなさに恐れず挑んでいくこと」

が知力の条件といいます。

 

そういえば、私が学んだいろんな人も同じようなことを言っています。

Never Say I know.
決してわかったと言わない。
by エリヤフ・ゴールドラット(TOCの創始者)

Done is better than perfect.
完璧よりも終わらせろ。
by マーク・ザッカーバーグ(Facebook創業者)

まずやる、あとで直す。
by 西 順一郎(MGの開発者)

わかるのはあとでいい。どんどん試してみればいい。

わかろうとしすぎるとどんどん遅くなる。わかったと思うと試行錯誤をやめる。

どんどん試せる心理的に安全な場所を創っていければ、時代も創造できていくんじゃないか。

分かるは後、試すが先。まずはどんどん試してみましょうよ😃

 

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森本 繁生
Shigeo Morimoto

1966年大阪市生まれ。シナリオタクラミスト。株式会社こきょう 代表取締役。 「教えない」企業研修で何故か参加者の家庭や地域も良くなってしまう。革新の好循環を起こす「プロの素人」。そのためにTOC(制約条件の理論)MG(MQ戦略ゲーム)、20年全国のECショップの現場を飛び回った現場経験、臨床心理学を駆使。 1996年「電脳乞食」が日経グランプリを受賞、最初のたくらみ成功事例となったのをきっかけに、電子商店街「逸品.com」やEコマース勉強会「OSMC」を創設。2009年からMGインストラクター資格、TOC国際認定ジョナ資格などを取得して企業研修に力を入れ始める。 京都大学教育心理学科卒。野鳥観察や坐禅断食を楽しみ、4年半のニュージーランド移住経験を持つ自然好きでもある。特技は忘れ物と日付を間違うこと😃

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