たくらみ屋の企み blog

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大人的論理 × 子ども的感性の両面でビジョンが出来上がる

「話はわかるけど、盛り上がらない」ってことありますよね?

会議や研修を続けた。みんなの言うことを丁寧に拾って整理して、説明できるように系統立てた。

できた! これが我々の目指す方向だよね。目標だよね、ビジョンだよね。

そう言ってても。。。残念ながら全然心が動いていない時ってあるじゃないですか。

反対に。。。わーっ!感動した! 号泣した! みんな本当にいいチームだよね、ありがとう!って盛り上がる場もありますよね。

でもそう言ってても、数日後には盛り下がってしまって全然何も実現してない。。。なんてこともよくあります。

私も研修を続ける身として、何度も痛い目にあって悩んだこともありました。研修の後に行動が続かない。。。

しかし、今はちょっと面白い展開が見られるようになりました。

感性と論理のどちらかではなく、両面から同時にやるようにしたのです。

 

すると「盛り上がる」し「続く」!

 

こうするようになったきっかけは、ある時の社内研修。TOCの論理的ツールを使って、会社の目指すゴールをみんなで作っていた時に、全然盛り上がらなかったんです。

TOCは「ザ・ゴール」の本でも知られるように、みんなが目指せるゴール、目標を作ります(これがあることは指示ゼロ経営でも必須条件!)。

TOCのゴールってちゃんと定義が決まっていて、テーマに対する「ODSC」と呼ばれます。目的(Objectives)、成果物(Deliverables)、成功基準(Success Criteria)です。

難しそうに聞こえますよね?! でも実際は簡単なんです。テーマが例えば「◯◯と言えばA社と言われるようになる」みたいなことだとします。そこで新入社員とか一番社歴の浅い人を司会にして「このテーマの目的は何ですか?」「他に目的はありませんか?」って聞いていくんです。

社長だったら遠慮するけど、新入社員だったらみんな遠慮なく言葉を出します。必要な場合は社長は退出してもらう場合もあります。

そこで全部出切ったら、「これがみんな実現すれば素晴らしいですか?」とお聞きします。そうですね、7割くらいは「わー、素晴らしいですね!」と盛り上がります。

ところが、どうやっても盛り上がらない時があります。冒頭の「話はわかるけど。。。」って感じですね。

何らかの障害などが気にかかっている状態だと思います。私も最初どうしようと思いましたが、直感したのは、このまま論理的に考えて行くとどんどんドツボにはまるってことです(^-^;

そこで一旦ロジックで考え続けるのをやめました。人間、感情が動いた時に行動に結びつきますからね。

そこでドラえもんのポケットのように取り出したるは。。。「夢新聞」!

相棒の米澤晋也達が、小学校で行っている面白い授業の方法です。小学生だけでなく親子、企業、シニアまでも対象にできます。未来の日付の自分の夢が実現した新聞を描くという、新聞屋さんらしいアクティブラーニングです。

(詳しくは夢新聞のウェブサイトで)

新聞なので絵や写真などのビジュアルが必然的に入ってきます。目を引く見出しを考えます。実名で描くのでリアルティがあります。

企業の場合はお客さんが良くなったこと、そして社員さんがよくなったこと、その周辺がさらによくなったことを描くと面白いですね。とっても盛り上がります。

「これは面白いね!」
「あの人の嬉しそうな顔が目に浮かぶ。」
「私たちの一人一人もよくなることが実感できる。」

そして。。。

「じゃあここからやろう! 次はこの日付でこの順番でやろう!」

ここで論理が役に立つのです!

盛り上がったらすぐ何かやりたい。やりたい時に、何をやるかの順番がきっちり決まっている。それも自分たちで考えた方法で。

車の両輪って言うよりは、とっても高性能な熱いエンジンと、頑丈な車体が組み合わさった感じですね。とってもスムーズに動き出せます。

感性で動く人もいれば、論理で動く人もいます。もしチームでやるなら、両方の人が居ますよね。どんなにいいエンジンも、どんなに頑丈な車体も、どちらかでは動きません。

感性と論理をお友達にしておくと、みんなが目指せる未来が描きやすい。皆さんひとりひとりがワクワクする未来が描けますように。

↓ 最近、感性の要素をふんだんに取り入れた、論理がベースのTOC研修

12/16-17東京(残席3) 1/13-14大阪 1/23-24山形庄内  

2/10-11岐阜(残席1)

森本 繁生
Shigeo Morimoto

1966年大阪市生まれ。シナリオタクラミスト。株式会社こきょう 代表取締役。 「教えない」企業研修で何故か参加者の家庭や地域も良くなってしまう。革新の好循環を起こす「プロの素人」。そのためにTOC(制約条件の理論)MG(MQ戦略ゲーム)、20年全国のECショップの現場を飛び回った現場経験、臨床心理学を駆使。 1996年「電脳乞食」が日経グランプリを受賞、最初のたくらみ成功事例となったのをきっかけに、電子商店街「逸品.com」やEコマース勉強会「OSMC」を創設。2009年からMGインストラクター資格、TOC国際認定ジョナ資格などを取得して企業研修に力を入れ始める。 京都大学教育心理学科卒。野鳥観察や坐禅断食を楽しみ、4年半のニュージーランド移住経験を持つ自然好きでもある。特技は忘れ物と日付を間違うこと😃

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