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ゴールが見えなければ「待ち合わせ場所」でいい

ゴールは何か? ビジネスでは多くの場面で問われますよね。

その仕事のゴールは何? 事業のゴールは何?

スポーツの場面では頻繁に使われますね。

サッカーで「ゴ〜〜〜〜ル!!」はもう絶叫。ゴールした時の割れんばかりの歓声は凄い。

私は走りませんが、マラソンで「ゴール!」した時の達成感は素晴らしいものなのでしょう。

しかし一方で「人生にゴールなんてないんだ。」という人もたくさんいます。

ゴールという言葉は、結構考えさせられます。

ゴールというのはとてもわかりやすい言葉と感じる一方、「これで終わり」という感じがして、個人的には今ひとつ使いづらい場面が多々ありました。

そこで、ゴールという言葉の意味から調べてみました。

 

「ゴール」が指す意味は、人によって違う。

いろいろ調べてみると、ゴールの第一義は

「競技、競争の到達点、決勝点。」

という意味のようです。そこから広く使われるようになって「努力の最終目標」や「最終的な目標点」という意味に使われるようになったようです。

いや、これは面白い。

じゃあ「競争」してないとゴールはないの?
「努力」をしないで、汗をかかないで、最終目標に行くのはゴールではないの?
「最終的な目標点」って、確かにあるものとないものがあるよね。

「ゴール」って言葉は結構話す人によって前提が違って、話が食い違いそうな雰囲気がありますね。

むむ? わかりやすいと思っていたゴールがとたんに複雑なものに見えてきてしまった。どうしよう?!

 

考えを整理すると、2つの方法にまとめられました。

1.みんながゴールと思っているものが全部実現したらゴールとする。
2.ゴールとは違うものを目指す。

それぞれの方法についてご紹介しましょう。

 

1.ゴールは「目的」「成果物」「できばえ」

まずは「みんながゴールと思っているものが全部実現したらゴールとする。」から考えていきましょう。

TOC(制約条件の理論)は、ザ・ゴールという本で有名になったくらいですから、ゴールの定義もはっきりしています。それは「ODSC」と言われます。

Objectives(目的) これを目指してやっている
Deliverables(成果物) こんな目に見えるものができればいいね
Success Criteria(成功基準) こんなできばえだったらうまくいったって言えるね

この3つが出せればゴールです。

「ゴールがわからない!」「どこに向かっているかわからない!」という会社では、これをみんなで1日くらいかけてやるとかなり見えてきます。

今や業務改善日本一の賞を獲った一関の京屋染物店さんは、ちょうど3年前にこれを全社員で創りました。

敢えて最繁忙期に1日休んでやった、というのがポイントでした。「何を差し置いても重要なことだ」とみんなが感じたと思います。そこから確かに改革が加速していきました。

ファシリテーションは簡単です。テーマを決めた後にできるだけ新入社員に近い人が司会をします。

「目的は何ですか?」「他に何かありませんか?」

これを続ければOKです。出された言葉がわからない時は「それはどういう意味ですか?」もOK。

新入社員が司会ならあまり遠慮がありません。参加者がそれぞれの立場で何を目指しているか、どんなものができればいいか、どんなできばえならいいかをたくさん出していきます。

すると、こんな「ゴール」ができあがりました。

やがて、これは年表となりました。

創った当初は笑いながら「こんなのできるかよ?!」って感じだったのですが。。。

今、年表はどんどん前倒しで実現していっています。

社長が創ったのではなく、みんなが参画して創ったゴールだから自分のことになったのです。

「みんながゴールと思っているものが全部実現したらゴール」の理想的な形ですね!

 

2.ゴールが見えない時は「待ち合わせ場所」でいい

しかし、なかなかみんなで寄ってもゴールが見えない時もあります。みんなで集まるのもなかなかできない場合もあります。

その時は「待ち合わせは、いつどこにしよう?」でいいと思います。

「何時にあの駅で。」っていうのと同じような感覚です。

ゴールは冒頭に書いたように、個人の前提や捉え方が違う場合があります。全員のゴールを出すということは、その前でもその後でも、その意味をすり合わせることになります。

そこまでやる土壌もできてないし、荷が重い!って感じた時は、ひとまず待ち合わせ場所と時間を決めるのです。

「じゃあ、何月何日の何時にここで集合ね!」

って感じです。

それができれば、どんな行き方をしてもいい。新幹線に乗っても、飛行機に乗っても、歩いてもいい。速い行き方でも、景色を見る行き方でも、苦行(^-^; でもいい。

最初は短期で身近な場所でいいと思います。コツは「やらなければならない」というゴールではなくて「これから楽しい旅が起こりそうな、楽しく嬉しいもの」がいいと思います。

米澤晋也の会社、共和堂新聞店さんは、社員さんが自主的にこんな待ち合わせ場所を決めていた時期がありました。

「俺たちの大切な社員を馬鹿にしたあいつをギャフンと言わせてやろう!」

わかりやすい! 目指せる! 具体的で気持ちが一つになるいい待ち合わせ場所と思いませんか?

壮大で立派な会社のゴールでなくても、もっと気軽でいいと思うのです。

何故ゴールを決めるか? って、みんなが目指して動けるようになるためだと思うんです。躊躇して動けなければ何にもならない。

まず、遠くのゴールに行くための練習みたいなもんですね。

1.同じ時間と場所で集まれる。
2.小さな達成したという成功体験を作る。
3.集合したら、もっと遠くに行く旅が始まる。

これが習慣になってくると、自然と「ゴールを目指す」土壌ができてきます。

土壌づくり、これは大事です。土壌のないところに大きなゴールという木は育たない。

ひとまず、待ち合わせてどこに行こう?と話すと、こんな自転車があったよ、車があったよ、ヘリコプターもあるみたい! じゃあこんなところに行けるねって、みんなで行きたい場所が少しづつ見つかってきます。

それから「みんなのゴール全部がゴール」のやり方でまとめてもいいかも知れませんね。

 

皆さんの集団がゴールに向かって進んで行ける集団になりますように!

 

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