非科学的な笑顔や喜びの価値を科学的なTOC研修でお届けしたい。
なんと、私、10月18日(金)、TOC学会で発表させていただきました。
TOC学会は年2回、自社やコンサル先にTOCを導入して、どんな成果があったかを発表する場です。
TOC(DBR)の研修を開発された株式会社ソフトパワー研究所・清水信博先生が主催され、全国より実践者やインストラクターの方々が集まります。
今回は約70名の方々が参加されていました。
私も1月にジュニアインストラクター免許を頂き、事例を聴きたいので、前々から参加申し込みをしていたのですが、前日の朝4時半に清水先生より、「最近のFacebook投稿が気になるから発表して欲しい」とメッセージを頂き、「???私ですか???」っとワタワタながらにお受けし、アタフタと資料を作り、発表させていただきました。
発表と言っても、今、私が伝えれる事は、今の自分そのものだけ。
そして、元・小さなお店の経営者の私が、商売を辞めた後にTOCに出会い、前職のスタッフたちと共有したかっという想いの根っこ、これを伝えれたらそれで良い。
リラックスして伝えよう。
そう思って、前に立ったら、思ってた以上の人の多さに圧倒(^^;
結局、25分間の発表時間、ずっと緊張したままで度々言葉を詰まらせるのですが、仲良い方々が大きく頷いて聞いてくれているのに救われ、なんとか話しきることができました。
●「なぜ、セミナー終了後にハグが起こったんですか?」
質疑応答やその後、懇親会等でたくさん聞かれたのはセミナー最後に起こったハグ大会と、言葉の置き換えのこと。
「儲け」や「利益アップ」にはスタッフさんの心、全く動かなくって、じゃあ、どうしようって思った時に、「喜び・笑顔・幸せを創る行動」に言葉を置き換えると、いつも意識している自分事になるから、グンって入ってくださいました。
数字はメモリみたいなものだから、せっかく、一生懸命、喜びを届けていても、メモリがマイナスだったらイヤじゃないですか。
プラスだったら嬉しいですよね。
経営は「お客様」「スタッフさん」「会社」3つの三角形、全部がプラスでないと、プラスにならない。
どこかひとつでもマイナスがあればマイナスになってしまうから、そのためのコンパスみたいなものです。
そして、皆さんが自分で評価できるための、壁張や会社盤なんです。
☆☆☆
最後も、「業務フローを作りましょう」と伝えると、「業務」という事務的にまた手が止まってしまったので、「幸せをつくる流れを作りましょう」に置き換えると、皆さんが動き出し・・・
けど、フローはつくれたけど、今度はボトルネックが見つからなくて、またモヤモヤっとし出したところ、
「じゃあ、皆さんはこれで十分、満足しですか?お客様の喜び、自分の喜び、どちらも満足されてますか?」
って質問したところ。
「いえ、満足してません。私たちはまだまだ、たくさんの人を幸せにできます。」
「私たちに出会ったら、たくさんの人を笑顔にできます。」と言って、自分たちがやりたいと思う行動を書き出してくださいました。
付箋の内容は
・老人ホームでメイク
・学校で親子夢新聞
・保育園で親子イベント
・SNSでダイエット報告
・・・
やっぱり、三人よれば文殊の知恵
チームによる創発って本当に素晴らしいって思います。
●お客様に喜んでもらいたい・想いの共鳴が良い場になった
「勝矢さんが何か特別に意識して引き出したりされたんですか?」との質問も下さったのですが、特別なことは何もしていないけど、スタッフさんの想いと私の想いが共鳴したのかもしれないなと・・・
私は病院売店でペットボトルが売りたかったわけではなく、笑顔になって欲しかった。
何かを介さないと、商売じゃないから、モノは介するんだけど、それが私は売店で、彼女たちは化粧品だっただけ。
届けたい想いは一緒だから、共鳴できたのかもしれませんと・・・
っで、ハグが起こったのは、物差しやコンパスを渡せたからかもしれません。
社長はとても良い方で、みんなが好きなことを決して止める事なく、むしろ、推奨する方なのだけど、
本当に自分たちの行動が、会社やお客様にとって、プラスになってるのかどうか、目に見えない気持ちや心を図るものがないと、どの方向に向いてるかわからなくなってしまい、不安もあるかもしれません・・・
わーーーっと東に行こうと思って走りがしたはずが、気づいたら西に向かってた・・・
なんてことがもし、起こっても、みんなのうちの誰かが気づければ、それは大事に至らないから・・・
☆ ☆ ☆
こんなことをTOC学会でお話させていただきました。
●非科学的な喜び・笑顔という価値を科学的なTOC研修で伝えたい
病院売店時代に在庫を持つ・持たないのジレンマはよくありました。
「在庫はお金」は経営者や経理をしてたら痛感するけど、スタッフは欠品を嫌がります。
「お客様に喜んで欲しい」のは私も一緒なので、「欠品はお客様が悲しむ」と言われると、その先、どう説明してよいのかわからず、折れてました。
ですが、「在庫はお金」「そして在庫が仕事を増やしている」「在庫が仕事の流れを滞らせている」が理解できると、全く違っていただろうなって思います。
在庫だけでなく、仕事が滞ってしまう原因を自分たちで見つけ、自分たちの価値を届けるスピードを上げるTOC
それが体感できる、TOC(DBR)のダイスゲーム
どの業種の方々、どんな職場でも働く人達とその周りの方々を幸せにすると思っています(*^^*)
☆ ☆ ☆
発表は前職病院売店時代の想いから始め、涙で詰まること多々になってしまい、本当に聞き苦しくお恥ずかしいのです・・・
ですが、清水先生はじめ、多くの方々の温かい想いとお言葉を頂戴しこれまでの自分とこれからの方向性に自信を持つ事ができ、とても有り難い機会となりました。
本当に感謝の想いでいっぱいです。
そして、今回の事例で発表させてもらった、アイビーリールリールさん。
社長の関口敏江さんが、私がたくらみ屋ボス・森本繁生さんのTOC研修のサポートを通じて見て来たたくさんのスタッフさんの笑顔の話、私がとても楽しそうに話すから、ぜひ、その話をうちのみんなにも聴かせたいって言ってくれたことからの研修。
私にとってもとても良い機会となり、本当にありがとうございました。
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投稿者プロフィール
- 大阪市生まれ。西宮市在住。たくらみ屋マネージャー。秘密結社なのに、広報担当で、笑顔と安心の場創り担当。本業はImanimaru(イマニマル)販促サポーター。美活脳®マイストーリーナビゲーター/夢新聞講師(教育版、BMR版)/株式会社ソフトパワー研究所認定TOCジュニアインストラクター/教育のためのTOC国際認定取得。https://kazumi-katsuya.com/
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