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挑戦には「安全」がつきものだ

このタイトルを見て「何を言うてんねん?! 挑戦には危険がつきものやろ?」と大阪弁でツッコミを入れる方も多いかも知れません(^-^;

しかし、たくらみ屋はそれでは面白くないと考えます。だって、「雨が降るから天気が悪い」くらいにあまりにも当たり前過ぎますもん。

挑戦には「安全」がつきもの、挑戦と安全がセットになると、とっても創造的なたくらみ会社になると考えます。

 

創造的会社の要件1:心理的安全性

プロジェクト・アリストテレス。

社員の生産性を高めるために、Googleが2年かかって実施した働き方改革プロジェクトの名前です。

とても苦労したプロジェクトのようです。社員の行動を徹底的にデータ分析したのですが、データ分析が得意なGoogleをしても全く法則性のあるパターンが抽出されません。

家族的なチームがうまくいくこともあれば、会社では話すけども仕事が終わればプライベートの付き合いはないチームでも生産性は高いことがある。人材がほぼ同じ構成(つまり能力がほぼ同じ)のチームでも、うまくいく場合とうまくいかない場合がある。

困り果てたプロジェクトチームは集団心理学などメンタル要素の研究を掘り下げた結果、最終的に1つの結論に行き着きました。

生産性の高いチームの共通していることは?

「心理的安全性が保証されていること。」

怒られないか?馬鹿にされないか? そんな心配をせずに本来の自分を曝け出すことができる。そんな心理的安全性育むことが、生産性を高めるという結論でした。

この心理的安全性は、これから自由闊達で愉快な会社を創るためには第一の条件と言えるでしょう。

トイザらス、ギブソン、シアーズの倒産。。。過去にどんなにいい会社であっても、どんどん機能不全に陥る現代。

組織を「作りすぎて」大木のようになった会社は、ハリケーンのような強風が吹くとバキバキ折れていく印象になっています。

ではどんな組織が折れないか? それは「柳のようにしなやかで柔軟な組織」じゃないでしょうか。

いや、もっと言うと「必要な時だけパッと組織になって、それ以外の時はゆるやかな集団である」くらいの方が、波に乗っていけるのではないでしょうか。

「時代が変わった」「環境が変わった」「状況が変わった」「やり方が変わった」

これらを敏感に感じ取るのは、その現場に直面している人。その人がキャッチした感覚が柔軟に共有できればいいですね。

もし潮目の変化を感じ取った人が、心理的な危険を感じて発言・発信をためらったら。。。?

会社はどんどん凝り固まって「硬い折れやすい木」になっていきます。

だから、現代においては心理的安全性が「生産性のある組織の唯一の共通項」なんですね。

 

自分からダメさをさらけ出す

では、心理的安全性を実現するには? 素のままの自分で居て大丈夫と思えるには? どうすればいいのでしょうか?

2014年あたりから、利口になるよりもバカになる方がうまくいくかも?と感じていました。

例えば社長が絶対的に偉くて、賢くて、カリスマ性があったら、多くの社員は発言するのを躊躇すると思います。

それでうまく行っている会社はわざわざ変える必要はないと思いますが、もしあなたが社長や上司で「今までのやり方ではうまくいかないかも?」と感じたら、一転して「自分がバカになる」練習から始めるのが手っ取り早いと思います。

バカになるというのは学ばないということではありません。自分から先にさらけ出すということです。

わたくし森本は、昔は勉強会の「会長」って言う立場だったこともあって、これが下手。まだまだできていませんが、たくらみベースの中では可能な限り頑張っています😃

米澤晋也はこういうのは得意ですね〜😃

さて、心理的安全性を創っていくことができたとしても、企業としてはそれだけでは十分ではありません。もう1つの要件と合わせて相乗効果を出す必要があります。

 

創造的会社の要件2:チャレンジングな目標

心理的安全性は近年大きくクローズアップされてきていますが、これだけではうまく行きません。

「挑戦できる、ちょっと高い目標」がセットで必要なのです。

チャレンジング、挑戦的とは? TOC(制約条件の理論)では定義がちゃんと決まっています。

「五分五分でできること」

成功するかも知れない、失敗するかも知れない。確率は五分五分。しかし何としてもやり切って成功させたい。そんな時に心身ともにエキサイティングな挑戦が始まるのです。

挑戦には失敗のリスクが半分もあります。挑戦にはリスク・危険がつきものだと言われるのも当然です。

しかし、挑戦できる!と思うのはどんな時でしょうか。

それは1つ目の要件「心理的安全性」がある時ではないでしょうか? 失敗をしてもやってみようと思える環境です。

素の自分で居られる → 安心して何でも言える → チャレンジしようと思える → 応援も反論も遠慮なくできる → 成功する確率が高くなる → うまくいくから更に安心感が高まる

安全と挑戦が化学反応を起こせば、こんな循環が起こることが映像に描けますね。

心理的安全性があって、チャレンジングな目標がない時はどうなりそうでしょうか?

ただ仲が良く心地よく過ごす集団かも知れません。

これ自体は悪いことではないと思います。ただ生産性がないってことですね。生産性が求められない会社以外の集団ではこれでいいんだと思います。

頑張っている人がよく「仲良しグループは嫌だ」って言いますが、言われた方は気分が悪いかも知れませんね。共に目指せるチャレンジングな目標が共有できてないだけかも知れません。

ちょっと機会を作ってみたら面白いですね。TOCと指示ゼロ経営には「共に目指せるゴールづくり」のノウハウがあります。過去記事にありますので参考にしてください。

過去記事:共に目指せるゴールとは? TOC × チーム創り

 

心理的安全性を保てる場を育んで、柔らかな集団を創り、チャレンジを続ける。

業種に関係なく、利益を追求するかしないかにも関係なく、そんなたくらみ集団が増えることがたくらみ屋の望みです。

 

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森本 繁生
Shigeo Morimoto

1966年大阪市生まれ。シナリオタクラミスト。株式会社こきょう 代表取締役。 「教えない」企業研修で何故か参加者の家庭や地域も良くなってしまう。革新の好循環を起こす「プロの素人」。そのためにTOC(制約条件の理論)MG(MQ戦略ゲーム)、20年全国のECショップの現場を飛び回った現場経験、臨床心理学を駆使。 1996年「電脳乞食」が日経グランプリを受賞、最初のたくらみ成功事例となったのをきっかけに、電子商店街「逸品.com」やEコマース勉強会「OSMC」を創設。2009年からMGインストラクター資格、TOC国際認定ジョナ資格などを取得して企業研修に力を入れ始める。 京都大学教育心理学科卒。野鳥観察や坐禅断食を楽しみ、4年半のニュージーランド移住経験を持つ自然好きでもある。特技は忘れ物と日付を間違うこと😃

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