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変革は、出口があると流れ出す

前々回にサラリーマン川柳ネタを書いてみましたが、まだまだ面白いものが多いのでさらにご紹介😊

「改善!」「変革!」と経営者は声高に叫びますが。。。それがいかに独りよがりで言っているかが、川柳からはよくわかりますね!

『効率化 提案するたび 人が減る』(元気パパ)

前回の「俺がムダ」にも似ていますが、自分たちの存在すら「効率化」してしまう。。。それは恐怖ですね!

実際にこんな歴史がありました。

TOC(ボトルネック、制約条件の理論)がザ・ゴールという本で発表されてアメリカの製造業が劇的に良くなった後の話。

あまりにも効率が上がったので経営者が勘違いして首切りを始めてしまったのです。

そりゃー、TOC大反対運動が起こりますわな。

会社にいいことだけど起こって、自分にいいことが起こらない改善はまず進みませんね。

だから実際に変革が起こるには、この恐れを取っ払うようにたくらむ必要がありますね!

 

出口があると、改革が流れる

昔からセミナー後の交流会で「先代社長との軋轢」を聞くことがありました。

「親父のやり方はもう古い!」
「何だと?! ろくな経験もないのに!」

って話はよくあることですね。

私はサラリーマンの家に生まれて後継社長ではないので、素人の目線で社長さんたちの悩みをお聞きしていました。そこでずっと思っていたことがありました。

「改革した後に、先代社長はどこに行くんだろう?」

改革が起こって自分の居場所から追い出され、居るところがなくなるとなったら、そりゃ抵抗しますよね?! 自宅から追い出されて路頭に迷うようなもんです。

改革はいいけど、改革後に今までやって来た先代社長が経験を活躍できる、自分らしく貢献できる居場所が必要なんです。

そんなの個人の勝手、知ったもんか!と思うかも知れません。

しかし、会社で誰もが次の場所に行く時期が来ます。次の場所が社内であれ、社外であれ。

その時に「あなたが次に活躍できるところはどんなところだろうね?」とみんなが一緒に考える集団って、安心して才能を発揮できる場ではないでしょうか?

20代〜30代のあるベンチャー企業にお邪魔した時の話。30代前半の社長の横に、ほかの社員さんとは明らかに年齢層が違う年配のおじさんが座っていました。

「あの方は誰ですか?」
「あれは親父です!」
「若いもんばっかりでわかんないこと多いので、相談役として来てもらってるんです。」

あー、素晴らしいな!と思いました。積み重ねて来た経験をみんながリスペクトする位置に、ちゃんと親父が居る。

この社長は人を「効率化」してしまわず大事にしてるなーと感じましたね。

 

一人一人の「なぜここにいるか?」から始まる

ある主婦の方は、なぜ今の会社に居るの?と聞かれてこう答えました。

「ここだけが、唯一私を名字で呼んでくれるところだから。」

誰かの奥さんでもなければ、誰かのお母さんでもない。唯一自分が一人の人間として認められるところ。

そんな「今ここに居る理由」を経営者は思い浮かべたことがあったでしょうか?

人がなぜここに居るか?の理由を知ると、その人が笑顔になれるようにみんな考えようとする。

出口も考えられるかもしれない。居場所も考えられるかもしれない。

改革って、そんな出口を考えるところから流れ出すと感じています。

今日もいい流れ、好循環を作りましょう!

 

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森本 繁生
Shigeo Morimoto

1966年大阪市生まれ。シナリオタクラミスト。株式会社こきょう 代表取締役。 「教えない」企業研修で何故か参加者の家庭や地域も良くなってしまう。革新の好循環を起こす「プロの素人」。そのためにTOC(制約条件の理論)MG(MQ戦略ゲーム)、20年全国のECショップの現場を飛び回った現場経験、臨床心理学を駆使。 1996年「電脳乞食」が日経グランプリを受賞、最初のたくらみ成功事例となったのをきっかけに、電子商店街「逸品.com」やEコマース勉強会「OSMC」を創設。2009年からMGインストラクター資格、TOC国際認定ジョナ資格などを取得して企業研修に力を入れ始める。 京都大学教育心理学科卒。野鳥観察や坐禅断食を楽しみ、4年半のニュージーランド移住経験を持つ自然好きでもある。特技は忘れ物と日付を間違うこと😃

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