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流れを味方につける3つの方法(1):悪循環を断ち切るには

流れが良い、流れが悪いって言いますよね。

流れが良い!って時は、サーファー流に言うと「俺の波が来た!」って状態でしょうか? 何をやってもうまくいく。いろんないいことが連鎖して起こる好循環。

逆に流れが悪いっていうときは何をやってもうまくいかない。悪い時には悪いことが重なるもので悪循環って感じでしょう。

もちろん、好循環が起こったほうがいいですよね。私はいつも楽しそうな人を見ていると、ある程度好循環を作る法則っていうのがあると考えています。

そしてその方法には3種類あります。

1.悪い時にできること
2.コントロールできないことに対してできること
3.自分でアクションができること

まずは今日は1つ目の方法から考えていきましょう。

 

(写真出演:夢新聞プロジェクトでTED松本で講演した、柳沢昭氏)

 

悪循環の時は、小さく打たれ続ける

むかし、博打打ちの作家の本を読んだことがあります。「森巣博(もりす ひろし)」さんの「越境者たち」っていう本です。

何しろカジノで25年生きてきて、そこでの人間観察をもとに書いているから本当に臨場感あります。印象に残っているのがシドニーのカジノで、ある資産家が破産した文章。

「金も家もいくつかの牧場の全財産も、全て緑の羅紗の上で溶かした。そしてハーバーブリッジの鉄柵を蹴った。」

いやー、飛び降りちゃったんですね。呆然とします。そんな人生がカジノの周りには山ほどあるんですね。

あと、全然負けない人がいるなーと思ったら、いわゆる「洗濯屋さん」つまり資金洗浄屋さんだったとか。

要するに「勝とうと思っていない人」「元の資金が手元に戻ってくればいいやって思っている人」ってことですね。

勝とうと思っていない人は冷静にその場の全体を見ます。全体の流れを把握して、その流れを崩さないように淡々と進めていきます。

そこで勝とう勝とうと思っている人がガチャガチャと対戦すると、勝手に悪循環に陥って自滅して行くんですよね。そうすると勝とうと思わない人がスルスルと抜け出して勝ってしまう。

商売にも通じることがたくさんあって、なかなかスリリングで面白いです😊

 

そんなギャンブラーが悪循環を断ち切る大事な方法は「悪い時は、小さく打たれ続ける」だったのです。

悪循環が起こっている時にさらに負けを取り返そうと思って更に投資すると、「悪循環」ですから負けがどんどん大きくなる。これがギャンブルでは「命を落とすパターン」だそうです。

ついつい今までにかけたコストをもったいないと思って、今までの損をもっと取り返そうと思って、追加追加で投資をしていって自滅することってありますよね。

 

この状態には「サンクコスト効果」(埋没費用)という名前もついています。これがまず悪い時に断ち切りたい流れです。

でも投資はしないわけには行きません。投資を止めると流れもわからないし、もちろん儲けるチャンスも失ってしまう。

だから川の流れのようにさらさらと投資は続けながら、場の流れを見ながら、いざという時にいつでも出ていける体制を作っておく。

それが「小さく打たれ続ける」ということなんですね。心に留めておくのにちょうどいい言葉と思います。

 

さて、長くなるので

2.コントロールできないことに対してできること
3.自分でアクションができること

は次回以降のブログにしますね。続きます!

→ 続き:ムダを積極的に創る

森本 繁生
Shigeo Morimoto

1966年大阪市生まれ。シナリオタクラミスト。株式会社こきょう 代表取締役。 「教えない」企業研修で何故か参加者の家庭や地域も良くなってしまう。革新の好循環を起こす「プロの素人」。そのためにTOC(制約条件の理論)MG(MQ戦略ゲーム)、20年全国のECショップの現場を飛び回った現場経験、臨床心理学を駆使。 1996年「電脳乞食」が日経グランプリを受賞、最初のたくらみ成功事例となったのをきっかけに、電子商店街「逸品.com」やEコマース勉強会「OSMC」を創設。2009年からMGインストラクター資格、TOC国際認定ジョナ資格などを取得して企業研修に力を入れ始める。 京都大学教育心理学科卒。野鳥観察や坐禅断食を楽しみ、4年半のニュージーランド移住経験を持つ自然好きでもある。特技は忘れ物と日付を間違うこと😃

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