たくらみ屋の企み blog

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「先生は次世代から」リバース・メンターを味方につける

「先生」と言うと、ふつうは年長の方を想起しますね。

私も先生というと、何故か中学校の頃のジャケットを来たおじさんの先生方を思い出してしまいます。

「みんなより先に生まれたから先生だ(^-^)」と描かれたマンガを小学生の時に見て、妙に印象に残っていたのを思い出します。

しかし、最近は?

 

いつごろからか「先生」という言葉って、もう自分はあまり使わなくなっていくんじゃないかなぁって思い始めました。

1つには、自分が52歳という年齢になってきたこと。これからは「先に生まれた人」の方がどんどん少なくなって行くことになります。

もう一つは「正解のない時代」と言われるようになったこと。

TOCを学び始めた2011年ころに「正解はありますか?」という質問されたことがありました。

うーん、特に決まった正解ってこれから出すの難しいよねって、その時思いました。

ではそんな正解のない時代の教育はどうすればいいのでしょうか? 「学ぼう」と思った時には、誰にどう学べばいいのでしょうか?

 

リバース・メンターという言葉

たくらみ屋のロゴを制作いただいた design NAP の藤戸佐千世さん。和歌山の方ですが、東京でお会いする機会があった時に、ある知見をシェアしてくれました。

藤戸さんは、たくらみ屋のデザインに関していつも素晴らしいアドバイスをしていただける方。たくらみバルでもデザイン思考についてお話していただいたこともありますし、

寺田倉庫さんで行われた「2017 ADP Design Tour in Tokyo」というデザイン展覧会にたくらみ屋のロゴを展示いただいたこともあります。

藤戸さんは世界的デザインコンサルティングファームIDEOのトム・ケリーさんが行うデザイン思考のセミナーに参加されていたのです。トム・ケリーさんはAppleの製品開発コンサルティングをされるような方。私も行きたかった!

おお?! 内容をシェアしやすいようにiPadでまとめておいてくれた?! さすが😊

「デザイン思考は問題解決ではない。問題を取り扱う事である。」

うーん、シンプルでわかりやすい金言ですね。

「実験、実験、って繰り返し言うてはりました。」

面白い😊

一つ一つの言葉を場面を説明してもらいながら、トムさんの言葉を書いたノートを、深夜のクラフトビールの店で食い入るように見つめます。

むむ?! Reverse Mentor? この言葉はピピっと来るね!

藤戸さんが説明してくれます。

「トムさん自身、年下の人に相談してもらっているそうですよ。」

通常、上司や先輩が相談役 (メンター)になって部下や後輩の助言指導をしますね。

リバースメンターはその逆。

部下や後輩が、上司や先輩の相談役をするのです。調べると、日本では資生堂などが採用しています。

たくらみ屋も直感的に同じことを行っていました。小学生を講師に据えてしまう子ども商店プロジェクトは、まさにそう。

今は、一番若い人、一番新しい人に学んで行くことの方がいいことが起こりやすいのです。なぜそんなことになるのでしょうか?

 

一番新しい人の周りで、新しいことは起こっている

冒頭に書いたように、正解のない時代。多様化の時代。変化が速く激しい時代。

その「速い変化」は誰のもとに最初に来るのでしょうか?

それは「変化そのもの」である、一番新しい人、一番若い人ではないでしょうか?

ある集団に新しい人が入ってきた場合、今まで集団にいる人にとっては集団の「変化」が起こります。

しかし入ってきた新しい人自身は、何も変わっているわけではありません。

既存の集団にとっての「変化」は、新しく入ってきた人にとっては意識していない「普通のこと」なのです。

「普通」が違う、ものごとの「前提」が違う。

この移り変わりを常に感じておくことが大事な時代になってきているわけですね。

前提が変われば、もう一度ゼロからものごとを考え直す必要が出てきます。

昨日まで信号の赤は世界共通で止まれのサインだったのに、今日から進めのサインになったら、それだけですっごくいろんなことが変わってしまいますね?

会社の中でも、今までダメだったものが急にGoになったりするとか、またはその反対とか、そんなことはしょっちゅうあるのではないでしょうか。

指示ゼロ経営企業を見ていると、前に会議で話した流れと結論を、何日か後にもう一度話し直しているような場面がよくあります。

今までの見方からすると一見無駄な会議をしているように見えますが、それは前提・環境が昨日と変わったから、常にそれに対応しているわけですね。

だから「変化そのもの」である若い人たち、新しい人たち。リバース・メンターに常に触れていたい。

リバース・メンターに進んで相対することは、常に時代の変化を味方につけるということなんです。

だから、たくらみ屋は小中学生の子ども商店、高校生、大学生が居てもらえる環境を作ろうとしています。そして皆さんの発言や行動を素直に受け入れ、素直に驚き、素直に自分に取り入れようとします。

身の回りの若い人たち、新しい人達。全て自分のリバース・メンター。そう捉えるにはちょっと考え方と行動のコツが要りますが、それはまた書くとして😊 そんな環境に自分の身を置くことが、変化を味方に付ける最も確実な方法と言えるでしょう。

何よりも、驚きがたくさんあって楽しい😊 自分が心から敬意を持って接することができるリバース・メンターを、まずは1人でもいいから作ってみませんか?

 

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森本 繁生
Shigeo Morimoto

1966年大阪市生まれ。シナリオタクラミスト。株式会社こきょう 代表取締役。 「教えない」企業研修で何故か参加者の家庭や地域も良くなってしまう。革新の好循環を起こす「プロの素人」。そのためにTOC(制約条件の理論)MG(MQ戦略ゲーム)、20年全国のECショップの現場を飛び回った現場経験、臨床心理学を駆使。 1996年「電脳乞食」が日経グランプリを受賞、最初のたくらみ成功事例となったのをきっかけに、電子商店街「逸品.com」やEコマース勉強会「OSMC」を創設。2009年からMGインストラクター資格、TOC国際認定ジョナ資格などを取得して企業研修に力を入れ始める。 京都大学教育心理学科卒。野鳥観察や坐禅断食を楽しみ、4年半のニュージーランド移住経験を持つ自然好きでもある。特技は忘れ物と日付を間違うこと😃

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