地元愛から動き出す子ども商店プロジェクト

たくらみ屋の子ども商店プロジェクトに共感していただいたWomen Leadersの岩田千栄美さんが、大阪府泉大津市の南出市長さんと商店街さんにご縁を繋げていただき、このたび第一回の顔合わせがが実現しました。ありがとうございます!

自宅から車で30分。北助松商店街に初めて来ました。まずは商店街の寺前理事長さんのイタリアンのお店「フェリーチェ」で、私が何者か(笑)、子ども商店プロジェクトがどんなビジョンを持っているかを説明させていただきます。

子ども商店プロジェクトの未来のビジョンを書いた文章は →こちら

岩田さんが事前説明や段取りをしていただいていたこともあって、皆さん大いに乗り気! 市の職員の方の目もみるみるうちに輝いてきます😊 市長にも「これは凄いことになりますね!」と言っていただきました。

南出市長は「子どもの可能性に大人がフタをしない、大人が勝手に考えているワクから解放する!」という強い思いを持っていらっしゃいます。まさに子ども商店が目指すところと同じ。かなり実現性が高いことを実感します。

「店が開いているうちに視察に行きましょう!」ってことで商店街に繰り出します。

「46年続いた本当にいい店だけど、残念ながら閉店するんですよ。。。」
「でも新しく開店した店があるんですよ!」
「ここは若者が結構多いんですよ。」
「この店はこんにゃく焼きが美味しいんですよー。」

地元で生まれ育った市長をはじめ、商店街の皆さんは、みんなの顔を知っている。事情を知っている。よく会話する。

本当に地元を愛する皆さんでした。それが一番嬉しいことでした。

大阪人の表現なのかも知れないですが、こんないいところがあるんですよ!ってみんな紹介してくれる。それが地元愛を感じさせるのです。

皆さんの姿を見て、私は今までいろいろ見た地方都市のことを考えていました。

「ここには、何もないんですよ。」

地方都市、小さな市町村に行くと、こんな言葉を聞くことが多いです。

でも、私は思うんです。

「あること、ないこと」と「いいところ」は違うのです。

行く所行く所、本当にそれぞれいいところがあるなぁと思います。

地方の町、村でいいところは、何より人がいいこと。助け合いの精神に溢れていること。

大阪人にとっては空気もいいし、山も川も海も美しいし、素朴な食べ物とお酒も美味しい。

そうですね、「生きる源を思い出す」こと。これが田舎と言われるところのいいところかな。

だから、住んでいるところが好きであれば、素直にその愛情を表現してほしいなと思うのです。地元愛を表現してくれれば来た人は嬉しいのです。

地元愛を語る大人はゴキゲンです。ニコニコしています。楽しく生きていることが伝わります。

それが、次世代を担う子どもが学び育つ、一番の環境だと思うのです。

地元愛に溢れた場所で子ども商店を実現していきたい。

「1年後の商店街のフェスタで、リアルの子ども商店を出したい!」

おお、最初からそんなビジョンがもう理事長さんから出た!

「いつ始めますか?!」

スピーディーに日程が決まる。ワクワク感が一気に加速します。

1/28に、泉大津市の海沿いの食堂で子ども商店プログラム体験説明会が開催されることになりました。基本、地元の方向けに企画した体験会ですが、子ども商店プロジェクトに興味のある方は、是非泉大津市にも来て動きに注目してほしいと私は思っています。

子ども商店プロジェクトの活動にご興味ある方は森本繁生のFaceookのメッセージか、たくらみ屋の「手配書」でご連絡くださいね!

投稿者プロフィール

Shigeo Morimoto
Shigeo Morimoto
1966年大阪市生まれ。革新の好循環を起こす「プロの素人」。株式会社こきょう 代表取締役。「教えない」企業研修で何故か良くなってしまう。そのためにTOC(国際認定ジョナ資格)、MG(西研究所認定インストラクター)、20年のEC業界経験で築いたご縁と、大学で河合隼雄氏に学んだ臨床心理学を駆使。

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