たくらみ屋の企み blog

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伝わらない時は、自分で話さない

「夫婦ゲンカは犬も食わない」って言いますよね。これは「何でも食べる犬でさえ見向きもしないから放っておけばいい」って意味らしいんですが、それは今の大切にされてるワンちゃんたちに失礼だ😃

それはさておき、なぜ夫婦間でのケンカは言ってることが伝わらないのか?っていうことを、社会人になりたての頃に先輩に教えていただきました。

最近でも友人たちにこれを話すと、結構いいこと聞いた!と言われるので、あの時の会話を再現しておきます。

 

親しすぎると、最後まで聞かない

「夫婦間は親しすぎるから伝わらないんだよ。」
「へー、そんなもんですか?」

「そうだよ。仲が良いほど、関係が近いほど、相手の言ったことに対してすぐにリアクションしようとするでしょ?」
「そうですね。」

「すると、相手の話を最後まで聞かないことになる。」
「あ、そうか! それでどんどん感情的になっていくんですよね。」

「普通の友人関係だったら、10言いたいことがあったらいくつくらい伝えられると思う?」
「えっと、3か4くらいですか?」

「10のうち1くらいしか伝わらないって言われているんだよ。」
「えー、そんなもんですか。夫婦ケンカなんかしたら下手したらマイナスですよね!」

「じゃあどうしたら少しでも伝えられるんでしょうか?」
「それは、直接伝えなければいいんだよ。」
「???」
「信頼できる第三者を立てるんだよ。」

 

代弁者を立てる

「ABCの法則」って言うそうです。AさんがBさんに直接話して伝わらないなら、信頼できる代弁者のCさんを立てる。

別にCさんは人でなくてもいいんです。本とか図とか写真とか、Bさんが好きで信頼できるもので、見てみようとか話を聞こうとする人・モノであることが必要です。

ここではAさんの役割は「BさんがCさんを見てみたいと思うようにきちんとCさんのいいところを紹介すること」です。

大切なことは誰でも話せる言葉ではダメです。下手でもいいからAさんが自分の言葉で話すことですね。

そしてCさんを見ると、まずは話を全部聞いてみよう、全部見てみよう、って気持ちになります。そうすると伝わり度がかなり違いますね!

 

それを聞いてから、できるだけこの方法を使うようにしています。

私も妻に「これからこんな仕事をする!」って自分で熱っぽく語っても全然伝わらない体験をたくさんしました。社長が社員さんに「これからはこうする!」って熱く語って「ああ、また新しいことが始まるのか。いやだなぁ。」って思われるのと同じですね(^-^;

私が起業したきっかけの「電脳乞食」のホームページの時もそうだったですもん。

電脳乞食を超簡単に説明すると「メールでネットショップさんにおたくの商品をタダでくれと送りつけて、もらえたらその商品と接客のいいところをページで書いて宣伝してあげる」ってものです。何しろYahoo!もない時代で、お店さん宣伝に困ってましたから。

今はやるのはおすすめしません、たぶん怒られます(^-^; 1996年当時だったからうまく行ったと思います。

その時の妻とのやりとりを今から思い返すとヒドイ。

「インターネットで乞食やるねん。」
「そんなこと、できるわけないやろ。」

全く伝わっていない(^-^;;;

日経の雑誌でグランプリを取って、賞金30万円もらって、新婚旅行のハワイ旅行をタダでもらって、そこから雑誌連載の仕事が入ってきて、そこでようやく信じてもらえました😃

 

その教訓から、今の仕事の大きな柱であるTOC研修をやると伝える時は、自分で伝えないことにしました。TOCって何?ってことを話せば話すほどドツボにハマることは容易に想像できたからです。

やったのは、ちょうど出たザ・ゴールのマンガ版を手渡すことです。

「この漫画に今からのうちの仕事が全部書かれてあるんよ。1時間で読めるから興味あるところだけ見ておいて。」

出張から帰ったら全部読んでくれていたようです。そこから「TOCはどんどんやって」と言われるようになりました😊

第三者に伝えてもらうABCの法則はとても人間関係を円滑にします!

気をつけることは、そればっかりでは何だか自分で話さずズルいって感じも起こってくるので、たまにはガチガチやる直接対決もやっておく方がいいってことです。

私の家族間では年に数回そんな時が訪れます、「あ、今日は朝までやるな」って時が(^-^;

重要なのは、どんな方法を使っても伝えたい!っていう熱意ですかね。大切な人に大事なことが伝わりますように。