「する」から「なる」を次世代へ  2019年 年頭のたくらみ

2019年、あけましておめでとうございます! たくらみ屋の森本繁生です。

昨年の漢字は「災」でしたね。わが町大阪でも9月は台風21号で大きな被災を経験しました。

今まで考えもしなかったことが被災という形で起こる。日常生活でも仕事でも、そのリスクはどんどん大きくなっているように感じます。

しかし「災い転じて福となす」とはよく言ったものです。

リスクがあった時は、それに対処するのがみんなのゴールになる。

災いは大変なことだけども、そこから思わぬコミュニケーションが生まれたり、成果が得られたりということがたくさんありました。

 

台風21号が来た時に、私たちとご縁のあった市役所の皆さんが市民への被災対応を大幅改善されたことは、昨年大きく印象に残ったことでした。

過去記事:台風被災対応を全体最適で大きく改善した市役所さん

役所という組織の中でも、指示命令ではなくて自律的集団は実現する。これはたくらみ屋にとって大きな勇気になった出来事でした。

 

そして子ども商店プロジェクトは大きく進化中。

「教えない」を徹底して才能が青天井に伸びる場作りを試行錯誤した結果、子どもたちは想像もしなかった能力を発揮。大人たちが驚き、応援が伝播していく機会がすごく増えました。

得居裕江(とくいっち)のブログ記事:保存版!子どもに学んだMG ^^

今年は某大学との連携の具体的な話も出てきたし(^-^) 今年は、これらの才能が青天井に伸びる自律的集団がムーブメントになると感じています。

 

昨年の年頭のたくらみでは、「変化が急すぎて、学習では対応できない」時代になったので、学習を超える「創発」が起こることを目指していました。

そして上記2つの例をはじめとして多くの創発が起こるようになり、いよいよこれがムーブメントになっていく実感が湧いてきました。

2019年、創発がムーブメントになる必要条件は何か?

それは

1.「する」から「なる」の思考になること
2.それが7人先まで伝わること

だと考えています。

 

「する」ことは、環境づくりに集中

1.の「する」の思考から「なる」の思考になる、を考えてみましょう。

上記の私のこれまでの文章には「する」という言葉がほとんどなかったと思います。

過去の新年の抱負は、今年はこれをしよう!って決意表明を考えていたように思います。

しかし、近年は自分または自分たちで「これをしよう!」っていうことはどんどん減っていきました。

だって、しなければしないほど、自分たちが作るよりも凄い才能が発揮されていくのですから。

今年はできるだけ「する」ということを排除して、漬物が発酵して美味しくなるような「なる」環境づくり、場作りをする。

それだけに「する」ことを集中していくことに「なる」(^-^) と思います。

何故か? それは伝播するスピードにも繋がると思うからです。

 

ほとんどの「学び」は、そもそも自分で持っていた?

米澤晋也が指示ゼロワークとしてよくやる整列ゲームには、スピードに関する深い学びがあります。

指示命令社長のもとで行う並び替えと、指示ゼロの集団の中で行う並び替え。

詳しくは1月18日に発売される書籍「指示ゼロ経営 リーダーが ”何もしない” とうまくいく。」にもその様子が書いてあるので読んでほしいのですが、必ず指示ゼロの方が倍くらいスピードが早くなるのです。

しかも、正確さも指示ゼロの方が上。

最初私がこれを体験した時は「なるほど、そりゃ指示命令する時間も省いてうまくいく条件を整えれば速くなるよね!」

というくらいの感想だったのですが。。。今は、感じる意味が違ってきています。

何故ならば、冒頭の市役所さんや子どもたちの才能発揮などの事例が続出すると

「実は今まで私達が学んできたもののほとんどは、そもそも自分が持っていたものではないのか?」

と感じてしまうのです。

そして、それはあまり間違っていないと思っています。

 

Common Sense(コモンセンス) という英語があります。これはよく「常識」と訳されます。

しかし、TOC(制約条件の理論)を学んでいる友人がこの訳語に疑問を持ったので一緒に調べたところ、どうやら「本来備わっている能力」という言葉が当たっているようなのです。

Common Senseは、本来備わっている能力。

我々はコモンセンスが発揮されてきた場面を2018年、どんどん見続けることになったということではないか?

特に子どもたちが才能を発揮した事例は、大人がまだ教えていないことばかり。発明レベルの才能が出たこともあるのです。

これは「そもそも持っていた」としか考えようがない。

それなら? 改めて指示ゼロ整列ワークを思い出して考えるのです。

「じゃあ、今まで社長が一生懸命学んで考えて、指示命令や伝言ゲームで組織に伝えようとやってきたことは何だったのか?」

わざわざ本来の能力を発揮させない環境を創り、わざわざとても遅い不正確な方法で伝え、働く人たちの創造性を奪ってきたのではないか?

(MGの共通言語がある人にお伝えするならば、ダイレクトコスティイングDCで意思決定するところを、ずっとフルコスティングFCを使っていたのではないか?と感じるのと同じくらいの気持ちです。)

「人が笑顔に満ち、充実した人生を送るようになる」なら、どちらのやり方でもいいんです。でも今、周囲では圧倒的に自律的集団の方がそれを実現しているのです。

だからそれが世界中で当たり前に「なる」のがいいなとたくらみ屋は思うのです。

 

2019年、タクラミストが増殖!

一般的にムーブメントが起こるのは、2.5%のイノベーター(革新者)、13.5%のアーリーアダプター(早期のフォロワー)を超えた時。合計16%以上の人が動けば大きなムーブメントという現象が起こると言われています。

しかし、ムーブメントという言葉にはお祭りっぽい響きがあります。

ハレの日のお祭りは終われば解散し、日常に戻ります。お祭りや集団・組織は何回か解散して作り直してもらってもいいのですが、自律的集団というコモンセンス(自律的才能)はどちらかというと日常にあってほしい。そしてずっと後の世代まで続いていってほしいのです。

たくらみ屋は、自律的才能が次世代の、そのまた次世代にまでずっと伝わるようになればいいなと考えています。

「友達の友達を7人辿ると知っている人に行き着く」という研究論文を、大学時代の社会心理学の教授が発表していたことがあります。

また、友人の「日本唐揚協会」会長のやすひさてっぺいさんからは、インデアンは7世代先の子孫に自然を残す生き方をすると聞いたことがあります。

7人先を見て、そこまで届けば本当に人と人の間を循環して、地球上に根付くということだと思うのです。

米澤晋也の出版や大学との連携話もあり、2019年は大きく自律的才能が発動する年だと実感しています。その動きを次世代に繋がる形にするためには、たくらみ屋創業者の4名だけではできません。

たくらみ屋は3年目に入ります。これまで2年間はバンドの音合わせをしてきました。君は何が弾ける? どんなメロディーを奏でるんだ? という感じです。

その間たくらみ屋を支えるパートナーも少しづつ変遷し、ようやく「このバンドメンバーならいい音が出せる!」という所にたどり着いてきました。

2019年のたくらみ屋は、4名の創業者に加えて7名の「タクラミスト」を加えて活動します。

「タクラミスト11(イレブン)」とでも言いましょうか(^-^)

既に1月5日に集合写真の撮影会が予定されています。メンバーは後日紹介しますが、それぞれが卓越した、しかも違った分野の得意技を持つタクラミストたち。

我孫子勝広(ワビタン)の農業TOCの大好評もあり、たくらみ屋へアクセスする入り口ドアも増えて、次世代に伝わる出口のドアも増えることでしょう。

2019年のたくらみがどのように「なる」か。思ってもみない良くなることが起こるワクワク感に満ちています。

不確定・不安定・リスク・何が起こるかわからない! それらが増え続ける時代。どうなるかわからない、いいじゃん! これらを全部たくらみに変えて、思っても見なかったことを発揮させる原動力にして、楽しめる人生をみんなで送りたい。

近い将来、皆さんもぜひたくらみ屋の「なる」の中に参画してくださいね。きっとワクワクとたくらみ続ける人生が待っていると思います。

今年もよろしくお願いします!

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