第1回子ども商店プロジェクト 前編 超人気ラーメン店「琴平荘」に学ぶ!

初めて小学校5年生を「講師」として招いた「第1回子ども商店プロジェクト」。2017年8月7日は「子どもの商売に大人が感銘を受ける」という忘れがたい日になりました。

その様子をできるだけみなさんに伝えたい。できるだけ多くの写真と共にお伝えしていこうと思います。

1時間目:超人気ラーメン店「琴平荘」に学ぶ
2時間目:庄内名産 だだちゃ豆を農家さんと話しながらいただく
3時間目:子どもたちと経営シミュレーションゲーム 模擬MG
4時間目:小学校5年生の子ども商店講演会

東北でも人気の旅館の中のラーメン屋「琴平荘」の店主・掛神さんは、たくらみ屋・我孫子ワビタンの幼馴染! そんなわけで、快く会場を提供していただいて夏休みのイベントが実現したのです。

まずはみんなで美味しいラーメンを楽しむ!実は琴平荘は5月から10月まで休業しています。夏にここのラーメンが食べられるのは史上初?!

ラーメンを食べた後は、バルーンアーティストとくいっちが黒いたくらみバルーンを子どもたちと膨らまし、琴平荘を今までなかった空間にします。

プロジェクト1時間目。元中学校の先生のワビタンの司会で開始。

「みんなー!おへそをこっちに向けて!」「このロゴは何だと思う?」などと呼びかける、子どもを引き付けるワビタンの対話力はさすが!

いよいよ掛神さんから子どもたちに人気ラーメン店繁盛の秘訣を語っていただきます。

「給料は何万円ですか?!」という子どもたちの鋭い質問にも、悠々と笑顔で答える掛神さん。心なしか大人に話すよりもついつい秘訣を喋りすぎている感がある😊

「休み期間は何をしているんですか?」
「いい質問だね!」「何をしてると思う?」

「食べ歩き!」
「そう!それは大事だね。」

実際掛神さんのブログを見ると食べ歩きの記事でいっぱい。そして素晴らしいのは他店のラーメンの良さを発見することに努めていて、一切悪いことは書かない。

「ラーメンの味が落ちたと言われるのは味を変えていないから。いろんなラーメンを食べてみて毎年変えている。季節でも変えている。」

実際夏の時期は今まで違ってさっぱりいただけたような感じがしました。さらに魚の出汁感がさわやかでした。

「それと、ダシの材料のトビウオを自分たちで準備する。これが大事なんだ。普通に買うとラーメンの材料にはできないくらい高いものなんだ。」

お金稼いでない今はまだ原価のことは実感できないかも知れません。しかし、これらの実践から来る金言の数々は、子どもたちが起業した時に必ず後で思い出すでしょう。

ラーメンのご商売の秘訣を聞いた後は、地元の農家のお兄さんに持ってきてもらった特産のだだちゃ豆を感謝しながらいただく。

昔ながらの製法で作られた與惣兵衛味噌でいただくきゅうりも格別😊

大人たちもやめられない止まらない😊

大人がうまいうまいと食べている様子を見せるのが、子どもたちには一番伝わりますね😊

さて目一杯美味しい体験をした後は、いよいよ後半は小学校5年生の講習!子ども商店の講演が始まります!

(後編に続く)

投稿者プロフィール

Shigeo Morimoto
Shigeo Morimoto
1966年大阪市生まれ。革新の好循環を起こす「プロの素人」。株式会社こきょう 代表取締役。「教えない」企業研修で何故か良くなってしまう。そのためにTOC(国際認定ジョナ資格)、MG(西研究所認定インストラクター)、20年のEC業界経験で築いたご縁と、大学で河合隼雄氏に学んだ臨床心理学を駆使。

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