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世界共通の知恵「信号機」で指示ゼロが起こる

指示ゼロ経営という言葉はよく勘違いされますが、指示命令を絶対にしてはいけないということではありません。

結果として、指示命令がなくなった状態になるということです。

先日「こんなに指示命令をしている指示ゼロ経営がある!」という方法を見ましたので、ご紹介したいと思います。

 

世界共通色で「共有」を図る

これは私のTOCの師匠、ソフトパワー研究所の清水信博先生に見せてもらいました。

事務所や工場の中で、赤・黄・緑に塗った三角柱を作っておくのです。これを個人や部署が持っておき、業務中にどの状態にあるかを表示しておきます。

まず、赤黄緑は世界共通に一瞬で状況がわかる3色です。

赤:危険
黄:注意
緑:OK!

赤が出てると、お!この部署は今大変なんだ。何かアクションが必要だ!ということになります。

この3色で「瞬時に」状況を共有できるのは非常に大事ですね。

パーッと事業所内を見渡した時に、あ、全体の中で大変なところはここだ!とすぐにわかるようになる。

この問題の共有を会議とかでやっていると大変だと思いませんか?

会議の準備や状況の説明が長々と行われるだけで、結局部分部分は大変なことをやっている、という報告だけに終わって全体像が見えない。

その意味でも、赤黄緑の共有は大きなスピードアップにつながる大きな要因となります。

「あそこが大変だ!助けに入れ!」などとわざわざ上司が探して指示命令しなくても、みなさんが勝手に状況を判断して考えるからです。

しかし、実は共有だけではスピードアップは起こりません。

 

色(状況)を行動と結びつけておく

この三角柱の内容をよく読んでみましょう。

おお! とても細かく指示が書いてある。

「上司に指示を受ける」という指示まであります😊

この、色とルールがつながっているということが重要です。

これがあって初めて「共有 → 行動」が起こります。

信号が赤は止まれ! というのは、私達は生来身につけていた行動ではありません。後から学んで身につけた行動です。

会社や集団でやるなら、赤は何、黄は何、緑は何、というルールを作っておく必要があります。

それがこのように色とともに表示されていると、とてもわかり易いですね。

 

制度としてそこにある

相棒の米澤晋也はよく「制度としてそこにある」という言い方をします。

それを守ること自体が目的ではない。しかしみんなうまくいくために、信号機くらいの存在感でそこにある。

このような仕組みができると、いいことが2つあります。

1.作業スキルは同じでも、待ち時間や余計な仕事が減るため、劇的にスピードアップする。
2.私たちは指示してくれないと動きません!という人たちも、サインを見て動くようになる。結果として上司の指示が減る。

みなさんも、世界で使われている信号機のいいところを是非取り入れてみませんか?

たくらみ屋は自然と信号色?😊

 

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森本 繁生
Shigeo Morimoto

1966年大阪市生まれ。シナリオタクラミスト。株式会社こきょう 代表取締役。 「教えない」企業研修で何故か参加者の家庭や地域も良くなってしまう。革新の好循環を起こす「プロの素人」。そのためにTOC(制約条件の理論)MG(MQ戦略ゲーム)、20年全国のECショップの現場を飛び回った現場経験、臨床心理学を駆使。 1996年「電脳乞食」が日経グランプリを受賞、最初のたくらみ成功事例となったのをきっかけに、電子商店街「逸品.com」やEコマース勉強会「OSMC」を創設。2009年からMGインストラクター資格、TOC国際認定ジョナ資格などを取得して企業研修に力を入れ始める。 京都大学教育心理学科卒。野鳥観察や坐禅断食を楽しみ、4年半のニュージーランド移住経験を持つ自然好きでもある。特技は忘れ物と日付を間違うこと😃

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