サラリーマン川柳から学ぶ指示ゼロ経営

サラリーマン川柳が面白くって(^o^) いやー、どの川柳もクスっと笑えるし、その場面がありありと思い浮かぶのがいいですね。

2018年優秀100句を眺めてると。。。たくらみ屋としては放っておけないのがいくつか。

ちょっとしたたくらみが不足しているために、これほどまでに不幸なことがが起こっている!

今日はちょっと趣向を変えて、タクラミスト森本が気になった句を厳選してご紹介しましょう😊

『効率化 進めて気づく 俺が無駄』(さごじょう)

うわー、これは悲しいですね(^-^;

私の昔の上司も「私が今できることは、自分の給料を会社から減らすことです。」と言って辞めていきました。そんな気持ちになるんだろうな〜。

しかし「無駄」ってイコール「居なくていい」って意味ではないんですよね。

指示ゼロ経営的に集団の研究をしていると、一見何もしていないように見える人を切ってしまうと、どんどん集団はダメになっていくのがよくわかります。

これは米澤がよく言う「集団の三役」のことです。

・リーダー役
・フォロワー役
・傍観者役

この「傍観者役」っていうのを企業はよく役に立たないって切ってしまうし、周囲も「もう辞めろや」オーラを出してしまうのですが。。。

いざ傍観者役が居なくなると、別の傍観者役が出てくる。

傍観者役って自律的な集団で機能している時はいつも全体を見て見守っていて、今集団が動かないと危険な時!とか、今こそ動く時!っていうのは凄くいい働きをするんです。

リーダー役とフォロワー役だけだったら、集団が迷走しやすいってことですね。

 

DJでもある米澤がよく紹介するヒップホップのバンド「Arrested Development」にBaba Ojeという長老が居ます。

「この人が見守り役ですよ!」って米澤が紹介するから、Youtubeでステージの動画を見たんです。

本当に椅子に座って揺れているだけ!

この動画、よくわかります。

まず、1分前までは画面のどこにも映っていない。

1分前に、突然ババ・オージェイが座っているのがわかる。どこから出てきた?!

2〜3分経っても、汗をふいてるだけ! 音楽に合わせて揺れているだけで何もしていない(^-^;;;

クライマックスになると突然立ち上がった! 存在感!!

彼はバンドの中で「スピリチュアル・アドバイザー」っていう肩書が付いているらしいです😃 これが見守り役の威力ですね。

「俺が無駄」ってもし思ってしまったら、是非ババ・オージェイと集団の話を思い出してくださいね😊

もう一つ面白い句があったので、次も続けて川柳で行きます!

投稿者プロフィール

Shigeo Morimoto
Shigeo Morimoto
1966年大阪市生まれ。革新の好循環を起こす「プロの素人」。株式会社こきょう 代表取締役。「教えない」企業研修で何故か良くなってしまう。そのためにTOC(国際認定ジョナ資格)、MG(西研究所認定インストラクター)、20年のEC業界経験で築いたご縁と、大学で河合隼雄氏に学んだ臨床心理学を駆使。

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