イノベーションを起こすのは、あなたかも知れない:農業TOCサミットレポート・続編

昨日のブログ

【「今日は農業の概念を壊します。」から始まった農業TOCサミット】の鹿子澤睦子さんレポートの続編です。

 

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山形在住のボス・我孫子勝広さんを中心に、農家さんがTOC理論で農業にイノベーションを起こし始めています。

 

農業TOCサミットに誘われ、出席するか否かを迷っている米農家のお嫁さんの逡巡から始まります。

 

私はこのエピソード、イノベーションを起こしたいと思っているのだけど、一歩が踏み出せないでいる経営者さん、スタッフさんの気持ちに読めました。

 

●「その道を曲がっても曲がらなくても、あなたが正解」

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これはボス・森本繁生さんが座右の銘にされている言葉で、私も何度も聴きながら、好きになった言葉です。

 

そして、このレポートを書かれた鹿子澤睦子さんも書かれています。

 

「天井をつくるのも自分。キッカケを見つけるのも自分。」

 

「ここからだ。チームとなった家族がどんなカタチの地図を広げていくのか。

わたしもまた、翻訳を楽しみながら友人一家に添っていこうと思っている^^」

 

タクラミストたちは伴走者でもあります。

イノベーションが起きる前の不安な気持ちにも、寄り添っていきたいと思っています。

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●まずは自分の立ち位置を知ろう

 

「今のわたしが参加してもいいのかなぁ・・・?」

米農家の友人を、農業TOCサミットに誘ったときの返事である。

 

翻訳するとしたら、行きたいのか?否か?わからない・・・と、いう事なのだろう。

 

友人の背景にあるのは

・旦那さんの実家で同居を始めて1年

・高齢のお義父さんが切り盛りする大きな米農家

・農業の効率化施策に指定されたお義父さんの圃場

・わたし達の代で離農・・・もしかして・・・!?

どうにも、彼女自身の置かれた位置がわかりにくい。

 

そう、自分の立ち位置って案外ボンヤリとしているものだ。

だから、わからないことがわかっていない状態になってしまう。

もったいなくも転機を見過ごしてしまうこともある。

 

「今のわたしが参加してもいいのかなぁ・・・?」と、いう彼女に

「お義父さんの圃場だろうけど、今後どうなるのか気になるね?」と、だけ云っておいた。

 

ほどなくして、友人は参加の意思決定をした.。

 

●好循環のキッカケが潜むとこ

 

そして当日、「今日は、あなたの中にある農業の概念を壊します!」

たくらみ屋のボス、我孫子ワビタンの第一声があり、そして、次々とTOC理論を農業に取り入れた実践者たちの事例発表がはじまった。

帰り道、目から鱗が落ちた!と、彼女は言った。

 

わからないことがわかっていないとこに、好循環のキッカケはもれなく潜んでいる。

天井をつくるのも自分。キッカケを見つけるのも自分。

 

天井をつくることは悪ではない。決して。今の満足を維持できるから。

概念を壊してキッカケを垣間みるもいい。つなげる愉しみを増やすことができるから。

 

概念を壊す。破壊は悪である。むしろ。今の満足を維持することもできなくなる。

新たに道をつくり、つなげて行くしかない。

 

悪も悪くはない。決して。

 

●これから

 

彼女は、高齢のお義父さんの代わりに役所へ足を運び、家族の翻訳者となり、毎晩の晩酌のつまみに家族みんなで共通の話題を楽しんでいる。

 

ひとりで米農家の切り盛りを頑張ってきたお義父さん。肩の荷ひとつひとつのお義父さんの言葉に染み入る家族。

 

ここからだ。チームとなった家族がどんなカタチの地図を広げていくのか。

わたしもまた、翻訳を楽しみながら友人一家に添っていこうと思っている^^

 

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●タクラミストたちは伴走者でもあります。

そして、TOCはチームにとっての共通言語・共通の物差しです。

 

山形・秋田地方ではボス・我孫子勝広さん(ワビタン)、タクラミストの鹿子澤浩美さん睦子さんご夫妻。みんなTOCインストラクターです。

 

そして、タクラミスト11名は全員、TOCインストラクターまたはそれに準ずるスキルを持っています。

 

 

イノベーションに踏み出す前には不安もあります。

 

「洞窟に入る時に、丸腰で入るのは不安で仕方がない。だけど、ヘッドライトと命綱があれば、何とか前に進んで行ける。」

 

TOC理論は洞窟に入る前のヘッドライトと命綱の役割です。

 

「あなたはあなたの成るべきものにきっと成る」

指示ゼロ経営はあなたのマコトが発動されます。

 

イノベーションを起こすのは、リーダーかもしれないし、スタッフさんかもしれない。

 

何処かのだれかの心の中に、そっと火が灯るような、秋田在住・タクラミスト鹿子澤睦子さんの日本初・農業TOCサミットのレポートでした(*^^*)

 

投稿者プロフィール

Kazumi Katsuya
Kazumi Katsuya
大阪市生まれ。西宮市在住。たくらみ屋マネージャー。秘密結社なのに、広報担当で、笑顔と安心の場創り担当。本業はImanimaru(イマニマル)販促サポーター。美活脳®マイストーリーナビゲーター/夢新聞講師(教育版、BMR版)/株式会社ソフトパワー研究所認定TOCジュニアインストラクター/教育のためのTOC国際認定取得。https://kazumi-katsuya.com/

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