第1回たくらみフェスタ(3)たくらみのプロセス!

藤戸佐千世さん

次に登場するのは、我々の誇るたくらみロゴをクリエイトした、design NAPの佐千世さん。

藤戸さんは理念を聴き出し整理する達人。藤戸さんから話を引き出す進行役は、これまた引き出し上手の我らがワビタン(我孫子勝広)が行います。

ワビタンと藤戸さん

たくらみ屋のロゴはたった2時間のヒアリングから生まれました。

なぜ2時間でできたのか?

それは我々にこの共通言語があったからです。

ゴールデンサークル。ほとんどの人は外の「何」から始めるが、アップルのような一部の革新的な会社や人は真ん中の「何故」から始める。

そう、とにかく何故やるか? 目的は? 理念は? ゴールは? というところから考えていくのです。

短い時間で、タクラミストの脳内をささっと付箋に整理。へ〜、我々の思考ってこうなっていたのか。

「たくらみって目ですかね? いやクチですよね。目は普通を装っていても、口がピクピクと動き出すじゃないですか。」

こんな感じでクチロゴの原案を作成。

クチロゴ原案

1週間も立たないうちに最初の案が上がって来ました。

一発でみんなOK!

「悪すぎずに、楽しそうにたくらんでるよね。」
「悪くなりたいけどなり切れない良い人たちの集まりって感じがバッチリ表現されてるね。」

 

藤戸さんが解説したデザインのプロセスは、まさに「たくらみのプロセス」。

共感とは、相手を知り尽くし、考え尽くすこと。そして、いいね!と共に感じること。

定義は個人の好みに左右されない「なるほど!」の正解を決めること。

そして「まさか!」のアイデアを出し、試行錯誤していく。

おー、こうやってたくらみは出来上がっていくんだなぁと感心しきり。

多分、デザイナーは当たり前にやっていると思うんですが、それを図式化、視覚化してまとめ、伝えてしまうのが藤戸さんの素晴らしいところ。

藤戸さん黄金比

その藤戸さんに「たくらみって英語で design って言われたことが、今日一番の そう来たか! でした。」 って言っていただいのが、たくらみ屋冥利に尽きます。

続いて、社長が2ヶ月いなくても勝手にたくらんで儲けてる会社を創ったタクラミストの登場です。

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投稿者プロフィール

Shigeo Morimoto
Shigeo Morimoto
1966年大阪市生まれ。革新の好循環を起こす「プロの素人」。株式会社こきょう 代表取締役。「教えない」企業研修で何故か良くなってしまう。そのためにTOC(国際認定ジョナ資格)、MG(西研究所認定インストラクター)、20年のEC業界経験で築いたご縁と、大学で河合隼雄氏に学んだ臨床心理学を駆使。

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・問題がたくさんありすぎて、何からやっていいかわからない。