指示ゼロ経営書籍の根っこを読む
初めて味わう、充実した完読感。
相棒・米澤晋也の指示ゼロ経営の書籍を読み終わった。かなり読みやすい部類の本だと思うけど、年に1冊本を読むか読まないかの私は頑張って5日かかった。
今までの私にとって、本を読み終えることっていうのは「あ〜、やっと最後まで来たよ」って義務終了的な感覚しかなかった。
しかしこの本は、事例の登場人物が半分以上私の知っている人なので、映像をイメージしながら最後まで読むことができた。
そして、たくらみ屋の相棒として根底にある「何故やるか?」を共有しているのが確認できた。
それは「本来備わっている才能の発動」。
本文の中で紹介されていたNさんの「マコトの発動」という言葉があった。同じ意味だと思う。
そしてこれが世の人が「役割」って呼んでいるものではないか?
「役割とは、あなたに本来備わっている才能とは何か? の答えである。」
そんな言葉が浮かんでくる。
そう、役割は演ずるものではない。今ある環境で自ずと発動されるもの。
米澤は、それをおばあちゃんに教えてもらったという。セミナーの最後で必ず伝えるエピソード。
「なあ、晋也、お前は別のものになろうとしなくていいんだぞ。ちゃんと、お前がなるべきものになれるから。」
私は、同じことをMikaさんの言葉に教えてもらった。
「その角を 曲がっても 曲がらなくても あなたが正解。」
うん、これはバンドとして「音がバッチリ合った!」って感じである。
今年はたくさんのコモンセンス(本来備わっている才能)が発動されて、それらが化学反応を起こして発酵するのは間違いない。
さて、その受け皿はどのくらいあるかな?
ちょっと今年のたくらみは壮大なものになりそうだ。
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投稿者プロフィール
- 1966年大阪市生まれ。革新の好循環を起こす「プロの素人」。株式会社こきょう 代表取締役。「教えない」企業研修で何故か良くなってしまう。そのためにTOC(国際認定ジョナ資格)、MG(西研究所認定インストラクター)、20年のEC業界経験で築いたご縁と、大学で河合隼雄氏に学んだ臨床心理学を駆使。
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