たくらみ屋・現場レスキュー診断&プロジェクトのフライングブログ

こんにちは。

たくらみ屋マネージャー・勝矢和美です。

このところ、ボス・森本繁生さんの現場診断に同行しています。

仮称:ピノコとブラックジャックの現場診断^^

 

ブラックジャック好きの森本さんに同行するので、ならば私はピノコとして♪

 

ビシっと患部を斬りたがるブラックジャックとお話聴きたがるピノコの凸凹コンビです。

 

森本さんが推進役になる社内プロジェクトには去年も何件か同行してきましたが、ヒアリング時点から同行するようになったのは、この数回からです。

 

そして、現場診断&ヒアリングをご一緒しながら、私、このメニューが今、困窮している会社さんにとてもお役に立てると感じ、正式にリリースして欲しいとボスたちに切望しています。

この数日でリリースされると思いますが、フライングでブログにしました^^
ダダ漏れ秘密結社なので、まだ整ってない部分も多いですが、どうぞご了承くださいませ。

 

●業務フローに沿って現場見学

この数回の訪問先の会社さんは、すでにTOCやもう一人のボス・米澤晋也さんの指示ゼロ経営の研修も全社的に受講されてるので、予めボトルネックの予想はできています。

その情報を元に、「現場・素人目線」で見学します。

 

「現場・素人目線」はたくらみ屋が最も大事にしています。現場・素人だから思い込みなく率直な質問を口にすることができます。

 

現場は会社さんの知恵と技術が結集している場所ですので、見学できることは信頼して頂けてること。とても有り難く思います。

社員さんの姿勢や取り組みの様子に生産現場を支えている気概を感じます♡

 

現場を見ることで、会議室では決して感じ取ることができない、ボトルネック工程の滞ってしまう本当の状況を理解できます。

(ボトルネック工程が会社の希少価値である事、外からの目だからわかることがあります。)

 

※たくらみ屋のTOCプログラムは、(株)ソフトパワー研究所・清水信博先生開発のTOCとMQ会計を組み合わせたダイスゲームと米澤晋也さん開発の自律的集団・指示ゼロ経営を基礎に構成しております。

 

 

●困り事の根本原因と成りたい未来のヒアリング

現場を見る前か後にTOCの思考プロセス:UDE(ウーディー)を使ってヒアリングします。

・まず困り事を頭に浮かんだ順に話してもらい、書き留めます。
・書き留めた困り事を、発端になってると思われるものから順番に並べていきます。
・困り事が正確かどうかの精査をします。(曖昧でないか、推測になってないか等)

※UDEはじめ、やり方については簡略化して書いています。

 

困り事を書き出し、精査しながら因果関係を繋いでいくと、業務フローではわからなかった根本原因が出てきます。

そして、根本原因が見つかると、たくさん書き出された困り事が良いことに反転されていきます。

 

「投入がうまく行けば儲かりますか?」→即座にハイ!

「製造日数(リードタイム)が明確になります」
「情報共有がスムーズになります」
「人手も十分です」
「受注が増えます」
「MQ(売上総利益)アップします」
「大手が羨む給料水準になります」などなど・・・(*^^*)

 

●過去の決算書から改善された際の利益増を試算する。

決算書から何年前に増員したか、設備投資はいつだったかを、読み取りと聴き取りし、それが売上総利益にどう影響しているかを確認します。

一般的な製造業の決算書は全部原価:FC(製造単価に固定費が加算)で作成されているので、直接原価:DCに手計算し、MQ会計表に書き出します。

(MQ会計表とは売上総利益を指針とするためにシンプルに図解化された会計表:西順一郎先生考案)

「目指す損益分岐点比率を達成するためのP(価格)、Q(数量)は可能ですか」
→「ハイ!可能です!」
「リードタイムが短縮できたらPアップ、Qアップ達成可能ですし、何より困られてるお客様のお役に立てます!」

リードタイム短縮もUDE(ウーディー)でヒアリングできているので根拠があります。

そして、プロジェクトに発展する場合はこの予想経常利益からプロジェクトフィーを試算し、お見積りさせて頂きます。(TOC:セルフファイナンス)

 

☆ ☆ ☆

 

余談ですが・・・

製造単価を一般的な全部原価(FC)から直接原価(DC)に計算したの社長さんのほころんだ表情がとても印象的でした。

全部原価だと、製造単価に労務費等の固定費が入るので、意思決定が正しかったかどうか、曖昧になってしまいます。

直接原価に換算し、自分の意思決定の感覚と結果の数字が合ったことの安堵の表情だと思います。

私はこれが見れただけでも、かなり嬉しい現場診断となりました(*^^*)

 

☆ ☆ ☆

 

たくらみ屋ではこれをどうやって、本当に困られている方に届け、実施できるのか、検討しています。

タクラミスト、11名は全員TOCインストラクターなので、窓口は全員ができます。

(タクラミスト・メンバー紹介はコチラ

●事前ヒアリングも含め、2名以上で対応します。

私と森本さんの場合はピノコとブラックジャックですが、個性が違う2人以上で対応することで、凸凹の異なった視点で診ることができます。

 

●対応は現場訪問、事前ヒアリングとも現地とzoomの両方で検討しています。

●費用に関しても検討中です。

 

たくらみ屋エージェントにも対応をお願いすることになりますので、エージェントの皆さま、その際はどうぞ宜しくお願いしますm(__)m

☆ ☆ ☆

私がこの「現場レスキュー診断&プロジェクト」を切望しているのは、前職の経験からです。

5年前まで病院売店を経営していました。
1日の平日お客様数は500~600名で年中無休、7時~19時営業

最終年度の決算を見直すと売上高約7000万の損益分岐点比率は80%

(このあたり、去年に書いたこちらのブログに書いています。)

 

当時から米澤さんの指示ゼロ経営を学んでいたので、スタッフたちが自律的にお客様の喜びを創ってくれてたので売上・利益が悪かったわけではありません。

でもTOCを知っていれば、もっと良い事起こせただろうなって思っています。

正しい会計知識をみんなで共有できてなかったことで在庫過多。
そのために現金減と、仕事量の増加。

在庫量=仕事量が適正にだったら、接客をもっと丁寧に出来たし、そしたら、もっと喜びの創造ができました。

何より、病院に一社依存体制から、スタッフたちと一緒に未来のための時間とお金を持てただろうと思っています。

年中無休体制だったので、自分の力量では、TOCの導入はできなかったと思います。
自分の根本問題も理解できてなかったです。

そんな想いがあって、このメニューを速くリリースして欲しいと切望しています。

そして、今、困窮されてる会社さんのお役立ちにたくらみ屋が即・出来る事だと思っています。

もろもろの調整は残ってますが、お問い合わせはお受けできます。

タクラミストにご縁のある方はそれぞれに。

ご縁がこれからの方はたくらみ屋・お問い合わせフォームかラインにて、【たくらみ現場診断&レスキュープロジェクトの件】の件名でご連絡ください。

初診担当は私、勝矢がご対応いたします^^

投稿者プロフィール

Kazumi Katsuya
Kazumi Katsuya
大阪市生まれ。西宮市在住。たくらみ屋マネージャー。秘密結社なのに、広報担当で、笑顔と安心の場創り担当。本業はImanimaru(イマニマル)販促サポーター。美活脳®マイストーリーナビゲーター/夢新聞講師(教育版、BMR版)/株式会社ソフトパワー研究所認定TOCジュニアインストラクター/教育のためのTOC国際認定取得。https://kazumi-katsuya.com/

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たくらみ屋の最も気軽な相談窓口です。こんな方に効きます。
・とにかく思考が整理されておらず、とっちらかっている。
・次の一手がわからない。
・問題がたくさんありすぎて、何からやっていいかわからない。