時代の変化に対応するには「たくらみ」の遺伝子を持て

自ら仕掛けていく事業スタイルへ転換せよ

テロ準備罪(共謀罪)が制定されたら「たくらみ屋」に目がつけられないか心配な、タクラミスト米澤晋也です(笑)

さて、たくらみのある会社は儲かる、本格的にそういう時代になったと思います。
先日、とある社長が「受注事業から脱却したい」という話をしていました。
100%下請けの会社です。
受注事業は儲けの要因を相手が決めます。
「価格」✕「数量」=「売上」ですが、それを決めるのは100%相手です。
原価と固定費でしか調整できないから無理をする、それが社員の士気低下や無理な労働、取引先への無茶な要求に繋がるんだよね。

さらに受注事業は商品名がないことが多いと思います。
積極的に売りに行かない(行けない)から、特に商品名はいらないわけです。
さらに問題なのは、相手に「そうきたか!」という驚きを提供できないところにあります。
相手が望むものを望む数量、望む価格で、望む納期までに収めるから、期待以上の驚きはあまりないですよね。
期待以上の喜びを提供すると、お客様は対価とともに心のこもった感謝の言葉をくれます。
それが働く人たちの持続的なヤル気を生み出すと思います。
「次はもっと喜ばせよう!」って。

これは下請け会社だけではなく小売業・サービス業にも言えると思います。
近所の靴屋さんのオヤジが以前にこんなことを言っていました。
「昔は朝、店頭に商品を並べておけば夕方にはなくなっていた」と。
商品を並べることがお客様の望みに応えることだったから、言ってみれば受注事業と同じ性質です。

もう、その時代は終わりました。
受注事業に対する形態は「見込み事業」です。
自分で商品名も価格も数量も決めます。
小売であれば自分で売り方を練り、イベントなど企画します。
自分が欲しい稼ぎを全部自分で決めることができるわけです。

例えば、僕の友人に鉄鋼屋さんの2代目がいます。
その鉄鋼屋さんは建築会社の下請けですので、儲けの方程式を全部、相手が握っています。
業界が縮小する中で「このままではイカン」と考え、見込み事業に転換することをたくらんでいます。
自社の技術を活用して、オリジナルの商品を作り、商品名も値段も自分で決め、売る相手も自分で開拓しています。

鉄製のオブジェの開発に挑戦

僕の椅子「秘密結社の総裁椅子」を作ってもらいました(笑)

受注事業から見込み事業への転換は、ほとんど遺伝子レベルの入れ替えに近いと思います。
なかなか1人で考えても限界がある。

たくらみ屋のミッションは「そうきたか!」の創造で、それを実現するために「たくらみのデータベース」を創ることを狙っています。
1人では思いつかないような飛躍したアイデアが、異質な仲間と創発(ワイガヤ)すればできる。

そんな場を創っていきたいと思います。

たくらみ屋のアジト(本丸)は大阪です。
是非、遊びに来てね!

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