「子ども商店プロジェクトを伝えたい」一番の根っこは逞しく・頼もしく変化する子ども社長たちの顔

子ども商店サミットのニュースレターを書こうと思うのになかなかまとめ切れず・・・

 

頭の中身をダーーーーーと書き出したいと思った時に出てきたエピソードは、私の3回目のMG、岩手・一関、京屋染物店、蜂谷そうた君(当時小学4年生)。

大人たち、みんなが大喝采の様子でした(*^^*)

 

●子どもの顔が逞しく・頼もしく変化していく。

 

子ども商店プロジェクトを伝えて行きたい一番の根っこにあるものは、子どもたちの顔がどんどん逞しく・頼もしくなっていくのを何人も見て来たから・・・

 

速い子で半日。

 

子ども商店プロジェクトが始まったのは、本当に偶然からで、最初は九州・大人ばかりの経営ゲーム研修にイヤイヤ連れてこられた女子高生が1日終わった最後に「お母さん、私、頭良くなったように思う・・・」

 

これは私がたくらみ屋と出会う前の出来事ですので、その状況は見れてせん。

 

私が初めて子どもの顔が変わったのを見たのは2017年3月、岩手県一ノ関での研修で、先日100周年を迎えられた京屋染物店の社長・蜂谷悠介さんの長男・そうた君。(当時小学4年生)

 

経営ゲーム研修では、昼食時、懇親会とそれぞれスピーチがあります。

 

そうた君はその時、研修に初めて参加し、お昼は少しもじもじしながら、「お父さん、お母さんのお手伝いがしたいと思って参加しました。」とスピーチしました。

 

それが、夜の懇親会では、「お父さん、お母さんに勝てて嬉しいです!」

 

 

写真はちょっと下向いてますが、はっきりとした口調で言いきり、もう、大人たち、大喝采です!

 

なんたって、あと数年で100年迎える老舗企業の社長のお父さんを初めての研修で超えちゃったんですから・・・

 

あ・・・子どもって自信がつくと、顔や話し方がこんなに変わるんだ。

しかもたった半日で・・・

これが私が初めて、経営ゲームを通じて子どもの顔や話し方が変わって行くのに出会った出来事でした。

 

そうた君はその後、おこづかい制をやめ、家庭内起業し、儲かったら家庭に税金を納め、大人が襟を正すようなお金の循環を実行しました。

 

そうた君の事例はコチラ

 

☆ ☆ ☆

 

それからは子どもの顔が変わって行く様子も、お父さん、お母さんが自分の子どもを「うちの子、こんなに出来るんや・・・」って驚く様子も何人も見ました。

 

子どもが大人を教える様子も何度も見てきました。

 

 

だからと言って、とても優等生になったかというと、そんなわけでもなく(笑)

 

 

のびのびしながらとても逞しくなってるのが、私はこのプロジェクトをとても好きに思うところです(*^▽^*)

 

●泉大津子ども商店社長たちの本質を語る顔

 

11/2 子ども商店全国サミットのカメラマンがファインダー越しに見た彼らの表情を、「市長(泉大津市長・南出賢一さん)と遜色なくてびっくりした・・・」と言われました。

 

 

「会社が良くない時にガミガミしたりして、社員に気づかいできない社長の元では誰も働きたくないから、潰れると思う」とか「大人の言うことは正しいこともあるし、間違っていることもある。一旦それを信じて、真似してみることも大切かなと思う。」とか、

約80名の参加者の方々を前に、質疑応答で即座に自分の言葉で自分の思ってることをはっきり言葉にして伝えたのは、2年間・彼らの変化の様子を見て来た私にとって、驚きでもあり、納得でもありました。

 

(でも、やっぱり、カッコ良いし、ウーンって唸りましたけど・・・)

 

 

 

●家庭やプロジェクト内に共通言語があるから、進化のスピードが速い

 

カッコ良いのは子ども社長たちばかりではなく、見守る大人たちも相当カッコ良いです。

 

 

急速にどんどん開花していく子どもたちにお口チャックで忍耐強く見守ったお母さんたちは私には自律的集団に変容していく指示ゼロリーダーに見えてましたし・・・(^^)

 

泉大津子ども商店プロジェクト仕掛け人・フィクサー岩田千栄美さんの多くを語らず、的確な一言にもたびたび関心してきました。

 

 

リハーサル中、ふにゃふにゃとしっかり話さない子ども社長たちに、ピシっと「MGやったら、コールミス(入札失敗)やな・・・」と・・・

 

慌てて態度を改め、本番はビシっと決める子ども社長たち^^

 

家庭やプロジェクト内に共通言語・共通体験が彼らの成長スピードを速めています。

 

 

●対等に心からの想いを伝えてくれる大人たち

 

「令和の時代は君らの時代やから。昭和の大人の言う事なんか聞かんでいいから。自分たちが正しいと思うこと、志を持って進んで行ったらいいから。」

 

 

泉大津子ども商店プロジェクト、スタート段階から応援してくださってる南出賢一泉大津市長。

 

泉大津商工会議所会頭・臼谷喜世彦さんは「MGやってなかったら、ただのお店ごっこで終わってる」と言いながら、会社が潰れるのは現金がなくなった時、MGからPL.BS.キャッシュフローを学ぶことの効果を、大人に伝えるように力強く話してくださいました。

 

 

地元有力企業グローフーズ株式会社の井ノ元豊社長は「5年~10年後、この人達と同じフィールドで事業するの、めっちゃイヤです!」と本音の言葉を^^

 

ファーストスタディ日本語学校・校長 松岡将裕さんも。

 

桃山学院大学・副学長 友沢昭江さんも。

 

皆さん、心からの本気の言葉を子ども社長たちに贈ってくださいました。

 

そして、会場の方々も、みんな本気の問いや言葉・想いを投げてくださいました。

 

この空間で交わされた反響しあった言葉たちが、参加した人それぞれの心の中に残って、そして同志のような繋がりができて、一緒に未来を創って行く仲間になった、そんな感覚が私の中にあります。

 

●2020年1月・八尾・子ども商店プロジェクトスタートします。

 

次は八尾市で子ども商店プロジェクトが始まります。

八尾はものづくりの町。

 

そして、場となる「みせるばやお」はものづくり企業と地域を繋ぐプラットホームのような場です。

 

 

2020年1月5日に「八尾・子ども商店プロジェクト」の第1回家族経営ゲームが開催されます。

 

3/8には地元フェスタの出店(*^^*)

その商材発掘のための、「お宝発掘工場見学ツアー」も企画中。

 

 

企業のものづくりの想い×子どもたちの青天井の可能性×大切な子どもたちを応援する大人の想い

 

また新しい化学反応が起こるんだろうなと思うととてもとても楽しみです(*^^*)

 

申込みフォームはコチラですが、イベント詳細はまだFacebookでのご案内です。(コチラ)

 

☆ ☆ ☆

 

私、子ども商店社長たちは、本当に新しい未来を創って行く、キーパーソンだと思っています。

 

彼らは人に優しく、地球に優しい経済の循環を本能的に知っています。

 

その本能が開花する、環境設定を大人たちで担えるよう、理解ある方々との良いご縁が広がってきています。

 

子ども商店プロジェクト

「商売の勉強をする」狭い意味ではなく、「生きる力を培っていく」ことだと思っています。

 

経営ゲーム研修のグランドルール「教えない」「教え合い」「紙は自分で(自分のことは自分で)」

 

 

企業のものづくりの想い×子どもたちの青天井の可能性×大切な子どもたちを応援する大人の想い

 

来年1月からは、これらで未来が創られて行く♪

 

子ども商店プロジェクト

関われること、とても有り難く思います(*^^*)

投稿者プロフィール

Kazumi Katsuya
Kazumi Katsuya
大阪市生まれ。西宮市在住。たくらみ屋マネージャー。秘密結社なのに、広報担当で、笑顔と安心の場創り担当。本業はImanimaru(イマニマル)販促サポーター。美活脳®マイストーリーナビゲーター/夢新聞講師(教育版、BMR版)/株式会社ソフトパワー研究所認定TOCジュニアインストラクター/教育のためのTOC国際認定取得。https://kazumi-katsuya.com/

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