自分が理想とする会社をみんなの手によって、創っていけることが指示ゼロ経営の魅力
こんばんは。
たくらみ屋マネージャーの勝矢和美です。
昨日は指示ゼロ経営ベーシックセミナー、久しぶりに受講生として参加し、とっぷりと指示ゼロ経営の基本の学びに浸ることができました。
指示ゼロ経営のオープンセミナーは、「ベーシック」「賃金・賞与」「採用」と3タイプあり、そのどれもが約半日の受講時間を通じて、ほぼ初対面の人たちと参加者同士が「指示ゼロチームになる」ことを体感できる構成になっています。
●チーム内に自然発生する3つの役割と集団の形態
「リーダー役」「フォロワー役」「ギャラリー役」
セミナー中に4ケのワークがあり、参加者の方々と一緒にミッション達成のために話あったり、行動したりするのですが、集団には主に3つの役割があって、その3役が固定されず、「リーダー役」は率先して行動を起こす役、「フォロワー役」はリーダーに続き伝播して行く人たち。「ギャラリー役」は少し離れたところから冷静に見る役割。
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指示ゼロ経営セミナーに参加される方は、基本的に民主的な方が多いので、初対面の場合でもワークは和やかに進むのですが、
最初はやはり遠慮もあるので、様子見であったり、意見を譲り合う場面もありました。
和やかなのは一見、良いチームにも見えますが、実は「AでもありBでもある」という、【村社会タイプ】
一方、喧々諤々で対立、意見がまとまらない「AかBか?」の【混乱タイプ】は一見仲が悪そうにも見えるのですが、それぞれの意志や目的意識もはっきりしていて、「競争より共創」等の思想が入ると、【協働・創発・挑戦タイプ】に移行していく。
自分はどうなんだろうって振り返ると、基本は「フォロワー役」か「ギャラリー役」で一番に「リーダー役」になるタイプではないな・・・とか、
「ギャラリー役」の時も「縁の下の力持ち」役をできた時もあるのだけど、「反論もしたな・・・」と・・・
でも、反論も悪いわけじゃなくて、反論者がいないと、チームが間違った方向に行ってしまうことを阻止できる、大事な役割であるのは、ワークでも体感できるし、米澤さんご自身が「リーダーが常に正解を出し続けることは不可能」と1000万円以上を損失した実体験を何度も重ねて伝えてくれるので、チームの一員として、「反論者」がなくてはならない存在だということをひしひし感じます。
リーダーであれば、自分の意見に積極的にフォローしてくれる人がいて欲しいのは人間の真理でもあるのだと思うけど、思考停止の村社会は結果、依存状態で、集団としてバカになる。
「リーダーに頼れば安心」という時代も終わってるのに、考えることを放棄し、何かあれば、「会社や社会のせいだ」と言ってしまうのは、自分の人生の主であることを放棄してしまってるし、自分の人生のハンドルを他者に預けてしまうことだなあと思います。
(自戒の念もいっぱい込めて書いています(^^;)
●自分事になるから仕事を誇りに思える
今回は、「指示ゼロチーム」へ成って行く段階や、その過程でリーダーの心理的状態も伝えられていて、今まで以上にわかりやすかったです。
けど、何度も指示ゼロセミナーを受けながら、その都度、グンっと惹かれてしまうのは、指示ゼロ経営を導入した会社のスタッフさんの自分事だからこその、仕事を誇りに思われている事例を聴きながら、これが何よりのリーダーが出来る、喜びの創造なんじゃないかなって思うのです。
自分事になるから仕事を誇りに思える。
リーダーに依存状態で任せていたら良かったことも自分たちで意思決定して行くためには、学びやチャレンジや思考錯誤がいっぱいあって、大変なことだっていっぱいあります。
リーダーの心理状態だって、スタッフさんにとってだって、疑いも不安も葛藤も、きついと思う時期もあります。
けど、その時期を経て、スタッフさんたちがお客様の喜びを創造し、仕事を誇りに思える環境になった時
こんな表情がたくさんの職場で見れることが、私、たくらみ屋マネージャーとして、そして個人的な私の夢・「笑顔と安心の場」を届けていくことに繋がっていくと思ってます(*^^*)
●自分が理想とする会社をみんなの手によって、創っていく
米澤さんが去年まで代表をされていた会社は、給料も待遇も自分たちで決められていたし、数十万するセミナーへの出席も自分たちで決められます。自分たちで決算書も読まれるし、必要な利益を自分たちで創られるから、社長の指示が必要ないのです。
会社の主業態は衰退産業と言われる新聞販売店。
ですが、今は行政からの委託で、町づくりのファシリテーション、町営ホテルの運営もされてます。
「あなたは、あなたのなるべきものに、きっとなれる」
米澤さんセミナーの最後に聴かせてくれる、お祖母さまからの言葉が、いつもジーンと心に響いてます(*^^*)
米澤さんの指示ゼロ経営ブログはコチラです。
投稿者プロフィール
- 大阪市生まれ。西宮市在住。たくらみ屋マネージャー。秘密結社なのに、広報担当で、笑顔と安心の場創り担当。本業はImanimaru(イマニマル)販促サポーター。美活脳®マイストーリーナビゲーター/夢新聞講師(教育版、BMR版)/株式会社ソフトパワー研究所認定TOCジュニアインストラクター/教育のためのTOC国際認定取得。https://kazumi-katsuya.com/
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たくらみ屋の最も気軽な相談窓口です。こんな方に効きます。
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・次の一手がわからない。
・問題がたくさんありすぎて、何からやっていいかわからない。