ロボットのような労働、人間的な創造的ワーク

こんにちは。
たくらみ屋の米澤晋也です。

人は「人間として尊重された時」に本来の力を発揮する、そう思っています。
本来の力とは、人間だけが持つ創造性です。
しかし、「人間として尊重する」というのがどういう行為か?…それが分からないと、やりようがないですよね?

方法は様々ですが、その可能性を考えたいと思います。

まず、仕事を自分でコントロールできる「ひと仕事任せる」という方法が良いと思います。
ベルトコンベアで縛られ管理され、機械の一部分にされる仕事じゃなく、自分のペース、考え、工夫で仕事ができるやり方ね。
これは「ちょっと疲れたから一休みするか!」といった判断も本人に委ねられているからサボる可能性もあるわけです。
スタッフを信頼しないとできませんが、だからこそ、信頼・尊重されたと感じ良い仕事をするのだと思います。

あと、お客様に「個」として尊重される時も、自発性と創造性を発揮します。
「◯◯株式会社」ではなく「◯◯さん」と指名されるってことね。

企業は、誰がやっても同質なサービスを提供する事に意識が行きますから、つい個の尊重をないがしろにする傾向があると思います。
よく言われる「人と業務を分離する」という考え方です。
あまり社員の個性に依存すると、その社員が辞めた時に怖いからだと思います。

でも、そのリスクを抱えても、個性の発揮をする時代だと思うんです。
だって、創造性が求められる時代だから。
価値を生み出す源である「人」への投資と配慮は必須だと思います。

さて、先日、たくらみ屋でSNS講座が開かれました。
講師は「和みん」こと勝矢和美さん。
和みんのブログはこちら
http://kazumi-katsuya.com/

趣旨は「SNSを商売に活かそう」というものですが、僕の狙いの1つは、発信により企業とともに「個」が認識されることです。

SNSが登場するずっと前から、ウチ(共和堂)はニューズレター(手づくり新聞)を発行しています。
もう15年が経つのですが、一番の効果は社員が地域のプチ有名人になったことです。
スーパーのレジで「あ、共和堂の新田さんですよね?」と声をかけられるんです。
それが頻発すると面倒臭いですが(笑)、やっぱ認知されるのは嬉しいこと。

今はSNSという便利なツールがあるから、それを使わない手はないですよね?

人間が持つ承認欲求はものすごく強い。
強いゆえに、それが満たされない時のストレスは大きく、思考活動や創造性が低下するんだよね。

今の生活者は「何を買うか」と同時に「誰から買うか」を重視すると言われています。
もう、商品・サービス自体にたいした差異はないから。

社長はもちろんスタッフのみなさんがSNSという便利なツールを使い、個として尊重される悦びを感じてほしいと思います。

もう、「仕事中のSNSは禁止」って時代じゃないですね!

それでは今日も盛大にたくらみましょう!

 

 

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