指示ゼロショートセミナー

【指示ゼロ経営って何?】〜指示待ち社員が自分で考え動く社員になる〜

指示ゼロ経営が機能すると、例えば会社はこんな風になります。
朝、社長が会社に来ると社員から報告を受けます。
「昨日、◯◯な問題が起きたんですが、みんなで話し合い、原因の解明は終わっています。で、Aさんがリーダーになり、BさんとCさんがお客様対応担当になり、みんなで作業工程の見直しをして解決と再発防止にあたっています。結果はまた報告しますね!」
嬉しいですよね?
こんなことも起こります。
「社長、今期の事業計画ですが、ウチのチームでは新たに行政とタイアップして大きな受注を受けました。そこで、社長が今進めているプロジェクトとの相乗効果があるので、コラボしたいと考えています。今週中に打ち合わせをしたいのですが時間はとれますか?」
ワクワクしますよね?
指示ゼロ経営がまわりはじめると、自社のビジョン・目標に向かい、指示命令を受けなくても、社員さんたちがその実現に向け自分たちで考え判断し行動するようになります。
リーダーに言われなくても自分たちが自発的に課題を見つけ、自分たちで知恵を出し合い、実行し、検証・改善を行い、課題解決に責任を持つようになります。
従来のリーダーがグイグイ引っ張るスタイルではなく、全員参加で会社を前進させる「たくらみ」ができる組織形態です。

【なぜ今の時代に指示ゼロ経営が必要なのか?】

変化が激しい上に生活者の欲求が高度になり、その都度、適切な指示命令ができないからです。
一例を上げると「おもてなし」です。
マニュアルを超えた「おもてなし」はその場にいる社員さんが、その時の最適な判断で行う知恵と素早さと柔軟性が求められます。
とても指示命令でなし得ることではありません。
これは接客だけでなく、すべての現場に当てはまると考えています。
時代の変化が激しく、また生活者の欲求が高度になった時代では、いちいちリーダーが正解を示し続けることは困難です。
仮に示せたとしても、指示が出てから動いたのでは手遅れになってしまいます。
さらに、それをやっていたらリーダーがすべき「本来の仕事」ができなくなってしまいます。
リーダーが頭脳で部下が手足、そんなスタイルでは時代に取り残されてしまいます。
全員が「自ら考え行動する主体者」「変化に即応する組織づくり」が求められると考えています。

【自ら考え判断し行動する集団になるためには何が必要なのか?】

◆みんなが実現を望む魅力的な目標を、社員さんが参加し決めることができる
◆職場が、自分の居場所があり心理的に安全な場になっている
◆1人も見捨てず全員で達成するという意識
◆チームワークの重要性を真に理解している
◆やり方が現場に任せられていること
◆社員同士が学び合い助け合う風土

こうした要件が整うと、自然と自分たちで考え行動するチームへと変貌します。

【指示ゼロ経営でこんな状況が改善します】

◆指示を出さないとスタッフが動かない→社長は「解決した」という事後報告を受けるようになる
◆会議でリーダーばかりが喋りスタッフが下を向いて発言しない→リーダーが喋る隙がないくらいスタッフが喋るようになる
◆スタッフがいつも電話やメールで指示を仰いでくる→「電源が切れているか?」と心配するくらい連絡が来なくなる
◆社長が会社にいないとスタッフが仕事をサボる→出張から帰ってくると仕事が進んでいる。
◆人間関係の悩みをいちいちリーダーに相談してくる→自分たちで話し合い、時に折り合いをつけ解決する
◆スタッフが会社の業績に無関心→自分事として捉え気にするようになる
◆スタッフ同士が馴れ合いで「なあなあ」になっている→妥協せずより良いアイデアを求め、喧々諤々の話し合いをするようになる
◆スタッフが自分の仕事以外に無関心、助け合わない→1人1人が全体に関心を持ち、互いに学び合い、助け合うようになる
◆人材募集をしてもヤル気のある人が来ない→志の高い人材が集まるようになる
◆採用しても既存社員の悪影響を受ける→既存社員が良いお手本となり新人さんを育成するようになる

社員さんが、あなたと同じように会社を愛し、全体を考え、悩み、心から仕事を愉しむようになります。

【指示ゼロ経営ショートセミナーで学べること】

およそ3時間のショートセミナーでは指示ゼロ経営の基本を学びます。
聞くだけの講義ではなく、受講者のみなさんが考え喋り、受講者同士の創発で指示ゼロ経営の基本要件を学びます。

◆日々、業務をこなすだけの集団が1つの目標に向かい邁進する組織になるには?
◆目的、ビジョンに向かい「言われなくても動く組織」ができる6つの要件を学ぶ
◆ビジョン実現に向かい、社内にムーブメントを起こすには?
◆褒めて伸ばすという常識を覆す。指示ゼロ経営的コミュニケーションとは?
◆社員さんが「自由と好き勝手の区別」をつけるための方法
■日時:未定(およそ3時間のセミナーです)
■場所:未定
■定員:20名
■講師:米澤晋也 http://www.shijizero.jp/
■受講料21,600円(税込み)