社員さんの行動が一変、後継社長の予想もしなかった決意


お名前【 キングラン東海 様 】 HPへ

【企業概略】

「清潔・安全で、心豊かな環境作り」をテーマに35年間、医療・福祉・宿泊施設等の仕切りカーテンの製造販売・リースなどの事業展開している会社です。

お客様の声

 

2日間のTOC研修の中での会社全体業務フローワークの途中で、参加者の皆さん全員がハッ!と思ったボトルネックが発見されました。その様子を会社ブログでも書いていただきました。

 

→クリックして拝見!  キングランPhotoNews:TOC社内研修

 

その後、社内にも社長にも思っても見なかった変化が起こり始めました。その様子を原田浩史社長がわざわざメッセージでお知らせしていただきました。許可を得て掲載させていただきます。

 

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森本さん、先般のTOCでは大変お世話になりました。あれから会社で起きた事やこれからの事をいくつかに分けてメッセージさせて頂きます。

 

まず、TOCに参加していなかった縫製工場の叔母が、TOC終了後、工場のカーテンのたたみを、営業全員がかりで手伝っている光景を目にしてびっくりしたのだそうです。営業に聞いてみた所、これまで手伝って良いと思っていなかったとの事でした。それぞれが精いっぱい頑張らねばと思っていたそうです。

 

縫製の菅も、縫製工場に帰ってから工程に関するアイデアをどんどん出してくれているそうです。

 

研修時に出た「やめること」について、先週のマネジャー会で話し合いました。そこで、会議、朝礼、提出物、プロジェクト等、それぞれを「何故始めたのか?」「何故やっているのか?」を考えました。

 

議論の中で気付いたのは、私原田がこれらのものを始めた背景に、「先代に対するコンプレックス」と「社員への不信感」があった事に気づかされ、それを正直に課長メンバーに伝えました。劣等感・不信感が元で、網羅的で平等な仕組みを私は入れてきましたが、逆に社員1人1人と向き合う事から仕組みに逃げてしまっていたという事実がありました。

 

そのため、この網羅的で平等な仕組みを全て辞め、社員1人1人と向き合う事を今後していく事を私は決意しました。課長メンバー同士もしっかり向き合う、課長も部下と向き合う。その事で会議などはいらなくなる、という話になりました。

 

提案された全ての仕組みを無くした事で、社内で良い意味での議論が起き始めました。

 

私からは仕組み的な事の提案は一切していないのですが、社員の中から「こういったミーティングは必要では」と自主的に話が起き、勝手にミーティングを始めるチームも出始めました。

 

仕組みを検討する上で、「何のために?」を考え、そもそも仕組みの必要があるのか?問題は他にないのか?という議論になってきました。
そういう意味では、「全て無くした」と同時に、「何も無くしていない」とも言えます。

 

もちろん、賛否両論はありますが、それぞれの意見に私は真っ向向き合って話し合う覚悟が出来ました。徐々に、会社がイノベーションに向かうベースが出来てきた気がします。

 

これにより、私はコンプレックスから解放され、この2週間、営業社員を中心にしっかり向き合う事が出来ています。当初は予想もしなかった効果です。

たくらみ屋より

思ってもみない効果が出て嬉しいです! 後継社長のお悩みに我々が伴走することは、大きな意味があると感じた出来事でした。

この後、キングラン東海さんはTOCなどたくらみ屋のプログラムを継続して社員さんたちが学び、イノベーションが起こる集団が育つ土壌を全社に創りつつあります。

たくさんのイノベーション実績を誇る、たくらみ屋のプログラムはこちら → リボーンプロジェクト