10年後にお客様に選ばれる企業になる絶対条件は「正直」「熱心」

たくらみ屋の米澤晋也です。
先日、たくらみ屋で「大学生によるインスタ講座」がありました。

今日は、そこでの気付きをシェアしますね。
結論から言うと、「今、取り組んでいるセールス、マーケティングは死ぬ」ってことです。

インスタ講座と言っても、使い方を学ぶことが目的のメインではありません。
「若者がSNSを生活に使う感性」を学ぶことがメインです。

 大学生が講師の講座に、ミドルが12人も集まりました

ここで確認したいことがあります。
「最近の若者は…」という常套文句は古代からあると言いますが、今、大学生の子は数年後には立派な消費者になります。
10年〜15年経ったらどうなるでしょうか?
団塊世代の方の中であの世に旅立つ人が出て、今の若者が消費のメイン層になります。
社会が変わる。

だから、彼らの感性を肌で感じることが大切だと考えるのです。

さて、彼らはどんな感性を持っているのか?
これは、まさに感性の領域で上手く言葉で表現できません。

例えば、これは僕のインスタですが、講座に参加したJK(女子高生)にこう言われました。

「私は、米澤さんを知っているから良いけど、知らなかったら近づきたくない…」

 

うっそー!?

僕のイメージでは、芸術的な感性を持ったナイスミドルなのに(笑)
あ、死語だわ…すみません…

どうやら、中年、特にオジサンの投稿からは、妙な自己顕示欲を感じる、そう若者が感じているんだなと思いました。

ギクっとした?

自己顕示欲丸出しの代表といえば、企業の広告です。

「ついに登場〜」
「乞うご期待!!!」
「洗練されたフォルム…」

 

自分で言うなよ?

って感じだよね?(笑)

彼らは企業が出すメッセージを信じていません。
これはナイスミドルも同じですよね?
信じない…でも、若者は取る行動が違います。

例えば、京都市にいてカレーが食べたいと思ったとします。
彼らの検索行動はこう。
まず、グーグルで「京都 カレー」と検索します。
そこで近隣の店をいくつかピックアップして、店名をインスタで検索して、実際に食べた人の情報を拾います。
ナイスミドルもそうですが、大手の飲食ポータルサイトの情報に懐疑を持っていますよね?
SNSにも多少の自作自演はありますが、概ねユーザーの体験から正しい情報を得ることができます。

ここから言えることは、本当に顧客に支持される商売しか残らないということ。

「ついに登場〜」「乞うご期待!!!」「洗練されたフォルム…」
これらをお客様に言わせた企業が生き残ると思います。

正直で良い価値を生み出すことに熱心な企業になるという、当たり前のことをやった企業だけが選ばれるってことだと。

あ、ナイスミドルなアナタ。
グーグルでピックアップした数店の中から何を基準に選びますか?
「一番、高い店」と答えたアナタは僕の親友になれると思います(笑)
一緒に食べに行きましょう。

こうした意味で「セールス、マーケティングは死ぬ」と考えているのです。

お客様が伝道者になる商売に変わるのは一朝一夕には行きません。
時間がかかる。
だから、若者が消費のメイン層になるまでに準備が必要だと考えます。

未来はあっという間に来る。
あっという間に変わる。

今日も盛大にたくらみましょう。

それでは、また次回!!

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